『三文オペラ』小屋日誌 2月6日(久保田由佳里)

マチネ・ソワレ二回公演のこの日、昼公演終了後“ファンクラブの集い”がパブリックシアターのホワイエで開催されました。
こんにゃクラブのお客様は20名。座からは萩京子さんの他に出演座員6名が出席。ホワイエに並べられた椅子に、お客様と対面する形で座り“集い”が始まりました。

今回のお題は『楽しかったこと・大変だったこと』。稽古場や劇場に入ってからの様々な出来事や感じたことなど、各座員の個性豊かなトークが繰り広げられました。
例えば…港大尋さんの編曲との激闘?の日々のこと。
薄着で寒~い(娼婦の)おねえさま方は身体を使ってなんぼの泥棒軍団にエアコンを消されてしまい、寒さを味わった稽古場でのハナシ。…などなど。

お客様からの「風邪対策には何をしていますか?」の質問には、座員各々のユニークな対処法が語られました。うるお氏の「うがいよりも手洗い!」は特に興味深く、とにかくこまめに手のおもて・指の間・指の先…まで時間をかけて丁寧に洗うことによって体調を保っているそうです。
そして極めつけはヤッパリ岡原の「毎晩きっちりアルコール消毒してます!」に一同爆笑。

話しは変わりますが、舞台の中でワタクシ個人が好きなところをひとつ挙げさせていただきたいと思います。
一幕終盤の『ヒモの唄』。ジェニーの歌う「金持ちには とことん尽くし 渋ちん そこそこに」のくだり。この「しぶちん」という、なんとも懐かしい響きを持つこのコトバが私には妙に面白く、そこを聴くと密かにニヤリと笑ってしまうのでした。(マニアックでゴメンナサイ。)

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