『森は生きている』稽古場日誌 7月28日 (丹羽佑佳)

本日はどんよりな空模様でしたが、『森は生きている』お稽古場では演出の高瀬さんの下、白熱したお稽古が繰り広げられておりました。

森ツアーが始まるのは10月からですが、よい醸造にはよい仕込みが大切なのです

ひとつの場面を何度も何度も、台詞の一言、歌のワンフレーズ、目線ひとつにこだわって、繰り返し稽古をします。決して決まったコトを決まったように行うのではなく、常に新鮮な気持ちでオペラが進まなくてはなりません。

「何故そうなるんだろう?」
「これを受けて一体どうしたいのだろう?」
「こちらの意図していることが伝わる表現だろうか?」

微に入り細を穿って進んでゆく過程は、観ている側も緊張してしまいます…。


久しぶりに聴いた「森は〜」でしたが、うーん、やっぱり素敵な曲がいっぱいです!

そして、キャスト陣は昨年度ツアーからがらりと変わり、新しいサウンドを響かせ始めております。きっと秋には、「2011年度の森はこれしかないっ!」なチームが出来上がることでしょう。今から楽しみです。




休憩中に写真が撮りたいとごねたら、快く引き受けて下さった動物のお友達。オオカミのお兄さんは最初は「えー…」と言いながら、しっかり雪景色まで着てくれました。

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