『ゴーゴリのハナ』稽古場日誌 8月5日(北野雄一郎)

今日も元気にお稽古です。

各シーンをいろいろ探りながら、ここはこうしようとか、そこはこうしようとか、少しずつ芝居を作っていきます。

そして、今日は稽古の最後で、仮縫いされた衣裳のフィッティングが行われました。
仮縫いされた衣裳を着てみて、衣裳の雰囲気を見たりするのです。

その衣裳を着る役目を、この北野雄一郎が仰せつかりました。
まー、つまり、マネキンみたいな役目ですね。

事前に衣裳のデザイン案はイラストで見ていたのですが、それがどんな感じになるのか。ここで立体的なイメージが明らかになる訳です。

仮縫いの衣裳を着た僕を見た周りの反応は…

「細い…」

そりゃ、僕は痩せ型の体型ですが、それは衣裳の感想ではなく、僕の見た目であって、しょうがないじゃないですか!

そんな感じで、着々と本番に向けて進んでおります。


さぁ、あなたが想像する「ゴーゴリのハナ」の衣裳はどんなイメージでしょうか?

「ゴスロリの花」
 ゴスロリの衣裳を着た花島さんが登場…みたいな?

「バーバリーの革」
 バーバリーの革製品か!?…みたいな?

「ばりばりの皮」
 うわっ、この皮ばりばりしてるっ…みたいな?

「ぼそぼその蕎麦」
 もう、ぼそぼそだ、この蕎麦。三日目だもんね…みたいな?

「よぼよぼのカバ」
 あのカバ、よぼよぼだ。川に潜ったまんま出てこないや…みたいな?

「ギリギリの棚」
 ギリギリだなぁ、この棚。文庫本8冊入れたら傾いてきた…みたいな?

「そこそこの店」
 ん〜、そこそこじゃない?このばりばりしてる皮おいしいよ…みたいな?

「すかすかの骨」
 わー、すかすかだね。すぐに骨折れちゃうよ…みたいな?


もはや、「ゴーゴリのハナ」と関係なくなっちゃった。

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