『夏の夜の夢』劇場日誌(ファイナル):萩千尋

怒涛のスケジュールの影響により、御報告が大変遅くなりましたが、10月5日『高崎市文化会館』にて開幕しました夏夢ツアーも、10月15日『深谷市民文化会館』にて、無事閉幕致しました。
出演者も楽士様もスタッフ様も贅沢使いの、盛大なお祭りのようなこのツアー。笑いと拍手の洪水の中を泳ぎながら、瞬く間に千秋楽が訪れたような感じです。

最後に、各チームのメンバー紹介をお届けして、2011年夏夢ツアーの〆とさせて頂きます。

またどこかで、必ずお逢いできることを祈りつつ。



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★恋人チーム(担当:花ちゃん)


梅村博美(桂木千尋)
あちゃらか伝説を山と抱えるこんにゃく座のプリマ。お櫃に足をつっこむなどのハプニングなどは序の口です。が、実は常に二つ先を考えている回転の速い頭脳派女性。



岡原真弓(山科五月)
周囲をよく観察し、非常に効率良く仕事をこなす先輩。しかしアルコールが入るとあちゃらか振りを遺憾なく発揮。無理難題をふっかけ、ご無体さまに変身しちゃう事も。


高野うるお(松永三郎)
普段はなんでもござれの修理屋さん。なんとも手先の器用な方。そしてちょっぴり皮肉屋の2枚目。ですが最近、舞台の上ではどんどん自由に、あちゃらかに!自ら三枚目を楽しんでいる様子。


北野雄一郎(原田浩三)
浩三役に大抜擢された期待の若手。くりっとした目と低くて温かい声が魅力!ハモるのがちょっぴり苦手。猛特訓中ですが、しばしばあちゃらかな音を自主的に創作しちゃったりも。


大石哲史(大久保公爵)
可愛さ全開の公爵さまと、渋〜い妖精の大王を演じ分けるこんにゃく座の大黒柱。暗算も得意!しかしどこかちょっと慌て者。探し物でばたばたのあちゃらかを披露してしまうこともあるのです。


花島春枝(女優・川上弥生)
清楚なワンピース、豪奢な赤いロングドレス、純白のウェディングドレスと、あらゆる衣裳を着こなすスーパーモデル。ゴージャスな美しさを醸し出しつつ、「そうだっタニ」などと駄洒落を繰り出すあちゃらかな一面も。あちゃらかあでやかな凄腕女優です。


★職人チーム(担当:彦ちゃん)


川鍋節雄(鍛冶屋の古井戸)
あちゃらかナンバーワンのちょいワルおやじ。
いとしいお方たしかなの?と台本には書かれてるけどたけし?たかし?たしかなの〜??と必ず言うのがあちゃらかポイント!


佐藤敏之(庭師の凡太)
あちゃらかそうで実は真面目ナンバーワン。
劇中劇では発音変えまくり、音符の長さ変えまくりで誰にも真似できない早さで歌い切るところがあちゃらかポイント。


富山直人(大工の棟梁)
日々あちゃらかなことを沢山考えてそうな人ナンバーワン
やっぱり心中ものじゃないか?の質問に台本は無言なはずなんだけど、「赤毛もんって言うんだよ〜」とむんなに教えてくれる面倒見のいいやさしいあちゃらか棟梁!


佐藤久司(建具屋の鮒五郎)
あちゃらかには一番遠〜いイケメンナンバーワン
ひとり物静かに考え、もの作りをする勤勉青年。
獅子のヌイグルミ(ん?)も自作! えぇぃみんなヌイグルミでぃ というセリフは「えぇぃ、みんな職人技でぃ」と真面目に言えば言うほどあちゃらかポイントアップ!


島田大翼(桶屋の砂吉)
早着替えは手伝いナッシングの一人立ちあちゃらかボーイ。
台本では、「ほいきた!」とお返事するところを「オッケー!」(桶屋だけにね〜)と言って大爆笑されるシンプルイズベストあちゃらか!


彦坂仁美(紺屋の州太郎)
甘え上手でお料理上手、この人の手にかかれば堕ちない理系男は、いるとかいないとか。舌を出したり一本指を立てたりと、それはそれはあちゃらかなポーズをとりながら、それはそれは響きのある歌声を轟かせる、あちゃらかあざやかなオペラ歌手です。


★妖精チーム(担当:ちぃちゃん)


大石哲史(コダマの王・ヤマト)
御挨拶の達人。
真摯さと温かさと御当地ネタを組み合わせた、大石さんの御挨拶は絶品です。誠実でチャーミング。その姿はまさしく、カーテンコールのキングです。


相原智枝(コダマの女王・カスガ)
おねだりの達人。
「ね~え?」から始まる相さんの言葉には要注意。その愛くるしさと面白さに、誰もが頼みごとを聞かずにはおれないからです。その言葉はまさしく、ランプの精を引きずり出す魔法の呪文。


井村タカオ(いたずら者のコダマ・ガタロ)
即興の達人。
日々繰り返されるアドリブや瞬間芸はもちろんのこと、彼にとっては歌詞が飛ぶことすら恐るるに足らぬ些末事です。『草木も眠る丑三つの時』を『月夜も踊る丑三つの時』と歌うその姿は、光の中にふわりと現れた吟遊詩人そのものです。


鈴木裕加(コダマ・黄)
睫毛の匠。
「私の中で一番根性があるのは睫毛!」と本人が明言してはばからない程、長くてくるんとしたその睫毛の威力は生半可なものではありません。付け睫毛が裸足で逃げ出す、裕加睫毛を御照覧あれ!


太田まり(コダマ・青)
鼻歌の匠。
彼女がスタンドバイミーの前奏を口ずさみだしたら要注意。アイロンをかけながら、その後一時間は前奏のみが続きます。人呼んで、スタンドバイミー地獄!。人の鼻歌を自分の持ち歌にする、鼻歌泥棒でもあるので御用心あれ!

西田玲子(コダマ・赤)
ムードメイキングの匠。
舞台袖でも楽屋でも呑み屋でも、彼女が一人いれば、あっという間に曇り一つない晴天に。笑い声がお日さまの光のように、満遍なく降り注ぎます。楽し過ぎて出落ちしないようにお気を付けあれ!


萩千尋(コダマ・紫)
登山リュックの匠。
ひらひらの服を着ていても、くるくるの髪をしていても、実用的な黒いリュックを背負っている。「…なに?登山?」とよく聞かれるので改めてお答えしておきますが、登山じゃありませんのでご安心あれ!






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四色揃ってお澄まし上手のコダマたちのプライベートは


付け睫毛をつけたり


交通費の計算をしたり


お茶を飲んだり


メンチをきったり


髪型をアレンジしたりと大忙しです。


最新機器を巧みに操る女優さまは


遠近法を操ったり


演出家さまと紅白でめでたさを装ったりとテクニシャンです。


ヴァイオリン奏者さまに角が生えれば、


オペラ歌手に髭も生える。


テニスルックの青年は、


あっという間に相手も姿も早変わり!


舞台上のライバル、舞台を降りれば師弟のおふたり。


夏夢、楽しかったね!

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