ねこ組稽古場日誌(4月24日):武田茂

今日24日は福田先生を迎えて2日目になります。
1場から4場まで順々に稽古をしました。

福田先生は面白いアイデアを次から次に出されます、笑顔になってイスから立ち上がるとスススッと来られて演出なさるのです。
先生には見えている面白いことがすぐには理解できないのですが、それが見えてくるとなるほどと納得のシーンが出来ています。
でもそれは頭の中だけの話。
さあ、大変!それを肉体化するには高いハードルを越えねばならない。

原作者の母国スリランカには長い内戦がありました。
ヒンズー教のシンハリ人と仏教のタミル人の差別が原因です。
どうしたら差別を乗り越え、争いを和解に、共生の世界を作れるのか?
林先生が残された共生への祈りが抱腹絶倒の活劇の中に見えてきました。

武田

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