オペラ『アルレッキーノ』稽古場日誌(2月4日):岡原真弓

実はこの日記2月10日に書いてます。

そういえば私、夏休みの絵日記を新学期が始まってから書いてました。

でもね、劇場にきてくださったらわかりますよ、私がどうして書けなかったか!

いやあ、もう、わたくしたちザンニという役、とても忙しいのです。
作品全部を把握しなければならない、ある言葉のきっかけで巨大なカーテンを動かさなきゃならない、仮面を付けて照明の中でサッパリ見えない、4人で足の上げ下ろしピッタリ揃えろ!と作曲家に言われる。きっかけのセリフを他の役者が間違える…。という言い訳を前口上にいたしまして…。

はい、2月4日は稽古場最後の通し稽古。どちらの組で通したのかも忘れてしまいました。
丁寧な駄目だしのあと、若手座員総出で稽古場ばらし、演出部の綿密な計画でスムーズにばらしが終わりました。

しかしこの作品、歌のアンサンブルもさることながら、楽器のアンサンブルも難しく、その上で芝居の呼吸で役者と楽器とやり取りする。

超絶技巧です。

特にアコーディオンの作曲のされ方は難しすぎる!

どうなることか?…と、本来の4日の日記だと不安で終わりますが、佐藤芳明選手見事四回転ジャンプ決めまくりです。

ゲネプロでは着地失敗がありましたが、さすが、本番には見事に決めておられます。

ああ、今日で終わってしまう。寂しい。
再演したい。


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