26日、「森は生きている」の巡業に出ていた私と慎ちゃんが戻ってきて、全員揃っての「吾輩は猫である」の稽古だ。
1場から12場までの各場面の演出家を決めて自主稽古をする。気になるところを前から見ていた人が指摘して、あれこれと変えて色々試してみる。31年前、黒テントの赤い教室の「演劇の作り方」と言う講座で、最初にやった授業は次のようなものだった。
6人組のグループに分けられて、新聞記事から題材を取りテーマを考え、そのテーマが分かるように20分で芝居を作る。3人寄れば何とかの通りで各グループが面白い芝居をした。それは強く印象に残ったのだけれど、今日の稽古も意外に面白いものが出てきた。
「吾輩」の本多劇場での再演の時、急遽、寒月で出演することになり、音取りの時から林さんのオペラの虜になった。当時は、ミュージカルの舞台が多くてその音楽を比べてしまうのだ。
漱石の小説を読むと思わず吹き出してしまうことが多々あるのだけれど、オペラの舞台でもあっちこっちでお客様が噴き出したら愉快だろうな~!
武田
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