オペラ『おぐりとてるて』稽古場日誌(8月15日):齊藤路都

稽古場をそっと覗くと、照手姫が手紙を呼んでいました。
小栗殿から届いたお手紙でした。

まだ見ぬ相手に向けて書かれた手紙とは、いったいどんなものなのでしょう。何ともロマンチックです。しかも書かれた字が美しかったら頂いた方は、きっとその方にメロメロになっちゃうよな~
なんて考えてみました。

で、その場面を見てみたら、古典の授業を思い出しました。そして、゛枕詞"とか、“係り結びの法則”といった単語を思い出しました。私は、古典の授業が大好きだったのですが、文法を覚えるような真面目な高校生ではなかったことをちょっぴり後悔いたしました。
ほんの少し、古典の教科書を見返したら『おぐりとてるて』は、何倍か面白さがふくらむ気がします。

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