オペラ『おぐりとてるて』稽古場日誌(9月3日):石窪朋

今日は通し稽古でした。
開始前は、ベテラン勢が多いからなのか…しんなりおごそかな雰囲気…。
(和物だからなのかなぁ)とシズシズ席へ。
始まったとたん力強いこと!
一気に引き込まれました。
台本を読んで、話の流れについていけるか心配でしたが、なんのその!
話と話の間の音楽がなんとも心地よく引き込んでくれます。
「恋物語」なのですが、人間の底力が溢れ出る作品になっていってきていて、エネルギーを注入してもらった感じでした。
その後の仕事がはかどっちゃいました♪
明日から楽士さんがそろっての稽古…また雰囲気がグッとギュッと変わるんだろうなぁ。
稽古場の残り数日で、まだまだ荒々しいところもグワっと変わってくるだろう役者の雰囲気も感じました。
ぜひ劇場に来て味わっていただきたいです!
私のお気に入りは、岡原さんと川中さんのヘビのアンサンブルと、敏之さんと富山さんの馬のアンサンブルでした。
あれ? 私は人じゃなくて動物に共感するのかしら……。

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