オペラ『おぐりとてるて』稽古場日誌(9月4日):冬木理紗

初日まで1週間を切り、これからずっと楽士入りの稽古です。ピアノは服部真理子さん、サクソフォンは林田和之さん、打楽器は高良久美子さんです。

楽士が揃い、その音色の多様さに驚きました。
サクソフォンはソプラノ、アルト、テナー、バリトンの4本持ち替えだし、打楽器もたくさんの楽器が高良さんにしかわからないであろう絶妙な配置であります。

ちなみにソプラノとテナーサクソフォンはB♭管、アルトとバリトンはE♭管の移調楽器。B♭管の楽器でドの音を出すと実音(ピアノ等)でいうシ♭の音が鳴り、E♭管でドの音を出すと実音ではミ♭の音が鳴ります。
それぞれの頭の切り替えや楽器のコントロールが大変そうー!

楽士たちのどんな音色が聴けるのか、楽しみにしていてください!


公演初日が近づくにつれ、演出部も大忙し。作っても作っても全然終わる気配がありません。ひー!
この日は強力な助っ人、神永さんが来てくださいました!
以前にはマロさんやフクタローさんにも作業を手伝っていただきました。

ありがたや、ありがたや。




冬木はというと久さんと骨組みに紙を貼っておりました。職人さんです。美しく張りのあるペタペタを追求するのです。
この小道具の印象は「でかっ…!」ですね。どのくらい大きいかは劇場で。

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