オペラ『ネズミの涙』稽古場日誌(5月14日):榊原紀保子

今日は李先生によるサムルノリのお稽古からスタート。
李先生の熱血指導が長時間続きました。


李先生、カッコイイお姿です。

先生の演奏に対する真摯な姿勢、そして要求の高さ、妥協しないところ、見ていて頭が下がります。
座員のみんなも必死で先生の言う事を身に付けようととても頑張っています。


今回ゲストで入ってくださっている宇井さん。

李先生の音を必至にガラケーで録音。
大ちゃんが笑っちゃってますね。

でもやはり最後は練習あるのみ。
頭で理解しても身体に染み付くまで練習し続けるしかないそうです。

『メトロノームに合わせて』とか『できないならできる速さまで落として』とか、なんだか小さい頃ピアノのレッスンで言われてきた事のようです。
その上、『叩いた後はすぐに体の力を抜いて次の準備に入る』、『野球でフライが飛んできた時に走りながらキャッチするのではなく、すでに落下地点に入っておいて待って取る』なんて話はピアノで音を出す時もまるで同じ事。
うちの生徒たちに聞かせたいと思いましたし、サムルノリのリズム感は役者だけでなく我々ピアニストも身につけた方が良いとつくづく思いました。
なかなかのスパルタレッスンだったけど、とても良い時間でしたね。

そして夕食休憩を取った後、夜は通し!
今日は濃ゆい日でした。


劇中劇【西遊記】のシーン。

バスの上のかなり狭い範囲で男性3人が動いてて、このシーンはかなりカッコイイです。

いよいよ明日から演出の鄭さんがいらっしゃいます。
ここからもっと濃ゆくなる事必至!!




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