コンサート組 in 福島県安達郡『大玉村保育所』(7月15日):大石哲史

0-3歳児

ついにこの日がやってきた。人生初の、0-3歳児だけに見せる歌のステージ。
朝、阿武隈川の川辺をウオーキングしながらなんだかそわそわしている。
7:30 大玉村保育所に到着。早速会場に入ると、なんとそこはオープンスペースになっていて三つの教室のちびっ子達の歓声嬌声が鳴り響いている。おいおい、リハーサルどうしよう? こちらも少し小さい声で稽古したのがよかったのか、だーれも授業?を放棄して寄ってはこなかった。だが待てよ、本番中年長さんはどうするんだろう?と思っていたら、あとでわかった事なのだが、この大玉村では3歳までしか保育所には居れなくて、あとは全員なんと他の幼稚園にいくのだそうだ。幼稚園では3時までしか預かってもらえない。共稼ぎ夫婦は一体どうするんだろう、とよけいな心配をしてしまう。
始まった。
オープニングは ♪こんなにたしかに まどみちお詩、 萩 京子曲のこの歌は「ここは宇宙のどのへんなのか、ここは時間のどのへんなのか」と少し謎めいた言葉で始まる、今自分がはまっている曲のひとつで、ここ2年間の大石構成のソングステージでは、必ずオープニングに持ってくる事にしている曲。だがだが0-3歳児に通じるのか? 意外や意外、目をまん丸にして不思議なものを見るように綺麗な目で見てくれている。幸先よし! 2曲目♪てんとう虫 今回本当にこの曲にしてよかった。私は始めは ♪すみれ にしていたんだけれど萩さんが、♪てんとう虫の方がいい、と言うので稽古してみるとチャミ(熊谷みさと)がなかなか素敵、一曲目で少し硬くなった子供達の心と身体をときほぐしてくれる。このノリのまま萩編曲の ♪やぎさんゆうびんに入ると、聞いたことがあるのか顔を崩して笑い始めた。ヤッター。次に久ちゃん(佐藤久司)が不思議なマイムを始めた、次の ♪空気の歌 をやる前に子供に、空気!と言わせたいのだ。「ダンスー」や 「タコー」や「クマー」が叫ばれるが、なかなか空気にはいかない。そもそも空気と言う言葉を知っているのか?そこで久ちゃんヒントを「目には見えないもので、僕たちにとってとても大事なものです」………「みずー」 「オバケー」 「かぜー」 「あっ 近い近い」 すると小さい声で「く う き」「そう!空気の歌!」0-3歳児もこの歌がとっても気にいりました。全身で喜んでいました。
さて♪魔法の笛のミニミニお芝居コーナーが始まった。昨日、お婆さんの怖い被り物で7-8人位の子供達を大泣きさせてしまったので、今日はさとえもん(田中さとみ)は被り物をやめて、赤いスカーフを被って登場………やはり二人大泣き、もう私大石扮するパパゲーノのセリフなんかだあれも聞いちゃあいない、ところが ♪パパパの二重唱が始まったとたんにピタッと泣きやんでしまい、みんなも集中が戻ってきた。げに恐ろしやモーツァルト!
そして、最も不思議だったのは次の ♪石ころの歌 終わったとたんにウワー と、歓声があがった。なんでー???そして、♪夢の番人 ♪石ころの歌 、おめめをパチっと開け、やる側と見る側が強く引き合う力をもってコンサートは終わった。

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