千葉西おやこ劇場地域公演『川鍋節雄&花島春枝 アフタヌーンコンサート』にいってきました。
電車に揺られること約2時間、休日で賑わうディズニーランドを過ぎ、会場の美浜文化ホールがある検見川浜はあちらにもこちらにも高層団地が立ち並ぶ街でした。
『夢の番人』を歌いながら、白い爽やかな衣装で登場です。ピアニストは湯田さん。
そして谷川俊太郎さんの詩から3曲を披露。
『だれがこおりをとかすの?』
『歩くうた』
『うんこ』
文章の面白さや鍋さん&花さんのトークに会場が沸きます。この日のお客様は地域の方がたくさん来てくださっていました。中には遠くから長時間かけて来てくださった方も!
続いて力強い『石ころの歌』を歌い、
宮沢賢治の詩による重唱曲集より
『林と思想』
『馬』
『電車』
『かはばた』
『風がおもてで呼んでいる』
を歌われました。宮沢賢治の重唱を盛り沢山一度に聴けて、嬉しかったです!
宮沢賢治のオペラ『セロ弾きのゴーシュ』の旅公演で、花さんが舞台で使うパンを求めて毎朝走りまわり、場所によっては本当に大変だった…というお話も聞けました。
そして、お楽しみのオペラ『森は生きている』のコーナー。
鍋さんが博士、花さんが女王に扮し御殿のあの楽しい場面を演じられました。
後半のソロのコーナーでは、それぞれの魅力が全開でありました。
鍋さんのソロ
『会津磐梯山』と『蚤の歌』はさすがは鍋さんの持ち歌、目が離せません。ユニークで伸び伸びとした声が会場に響き渡りました。
『壁のうた』シンプルな音楽の中のずっしりとした重みのある内容に引き込まれました。
花さんのソロ
『マルチェリーナのタンゴ』で逞しい女を歌った後は、ガラリと変わり
『わたしのお月さま』。花さんの大人っぽくて温かな声にジーンときてしまいました。
そうそう、新しく発売されるこんにゃく座のソング集CD『世界は劇場』の中でも花さんがこの曲を歌っているんです!必聴デスヨ。
ラストは2人で『告別』、そしてアンコールに『ぼくたちのオペラハウス』を歌われました。1時間ちょっとで、こんなにいろいろ聴くことができて満足爽快です!
主催の千葉西おやこ劇場の皆様、ありがとうございました!
鍋さん、花さん、お疲れ様です!
暑さも吹っ飛ぶ心地よい時間でした~!
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