森組 in 滋賀県守山市『玉津小学校』(10月15日):島田大翼

大久保藍乃
夜明け前からティータイムの藍乃さん

まだ外は真っ暗、そんな朝早くからファミレスで紅茶をすする女優を見かけました。そう、こんにゃく座の朝は早いのです。昨夜から宿泊しておりますホテルの朝食会場は隣のジョイフル。みんなで朝5時からファミレスを占拠です。

齊藤路都
毎朝が旅立ちの路都さん

6時15分にはホテルを出発、ワゴン車で学校へ向かいます。今週は滋賀県内の小学校を回っていますが、毎日けっこう離れた学校で公演を行うので、ホテルももちろん毎日違います。さすが旅です。えらいことです。

今日は守山市の玉津小学校での公演。朝6時半からトラックの荷降ろし、舞台の設営…という具合です。


結ばれるロープが嬉しくて仕方ない男性諸君

毎年恒例となってまいりました、舞台監督の久寿田さんが若者にロープの結び方を伝授するコーナーが設けられました。こうやってロープを自在に操って幕を吊るなど、舞台のいろんな部分を仕込んでいきます。

さてこんにゃく座の体育館公演では、天井の梁から幕を釣ることが多いのですが、これがいつも不思議がられます。「どうやってあそこにロープかけたの?」「脚立に登ったの?」と、みんな興味津々です。


久寿田監督の一本吊り

これがその現場。4mくらいの細い角材を二本繋いで8m近く、この棒の先に釘を打ち、そこにロープを引っ掛けて天井の梁に通す…というまさに職人技です。

泉篤史
オーエス泉さん

そのロープにパイプを結びつけて、そこに幕を付け、みんなで引っ張り上げるのです。このパイプにロープを結ぶのにコツがいるんですね。今朝はそのレクチャーが行われていたわけです。


毎日リハーサルを丁寧に行います

そうして幕を吊って、こんな感じに舞台が出来上がります。毎日毎日、幕を吊っては降ろすのです。一日だけのオペラハウスをこしらえるのに日々余念がありません。9時からリハーサルを始めて、10時20分には開演です。

鈴木裕加 泉篤史
白い花の似合う二人

終演後に体育館出口でお客様のお見送りをしていたら、むすめと4月にこども達がマツユキソウをプレゼントしてくれたそうです。客席に咲いた一面のマツユキソウ、とても綺麗でした。


なぞなぞに励む人々

昼食のお弁当を食べながらまた細かくミーティング。今日はこんな感じだった、明日はまた稽古してもっとこうやってみよう、と話題は毎日白熱です。

13時過ぎからものすごい勢いで片付けて、また次の学校へと移動します。1時間半ほどトラックを運転して16時過ぎに到着。明日も一日だけのオペラハウス。さあどんな舞台になりますでしょう。楽しみです。


夜は宴

わたくし島田は明日で森チームを離脱して『ネズミの涙』のツアーの方に戻ります。そんなわけで今日は久寿田監督が島田のお別れ会を開いてくれました。そろそろ秋になりますが、お互い元気に頑張っていきましょう!

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