22日木曜日、この日は昼から翌日の舞台設営です。訪れたのは宮城県大崎市の松山青少年交流館。隣に体育館あり、図書館あり、酒ミュージアムありのわくわくスポットでございます。
フランク永井の記念館だそうです。中にはお写真などたくさん飾られてありました。
鎧武者の写真から顔の部分を切り抜いた、大胆な感じの顔出しパネルです。どちらの鎧武者さんなのかはわかりませんでしたが、雰囲気は良い感じだと思いました。
13時から元気に搬入、ホールは二階ですがみんな元気なので、どんと来いです。こちらのホールは、公民館というか、宴会場というか、いわゆる普通の劇場よりはすこし小規模な作りです。
小さなステージがありますが、『ネズミの涙』では元気な大人たちが所狭しと暴れ回るため、この広さでは上演できません…。今回は控え室や小道具置き場に使います。ではどこで歌い演じるかといいますと、
このように、ホールのフロアーの方に幕を吊ったり色々と工夫しながら舞台をこしらえていきます。これまで『ネズミの涙』百余回にわたって上演してきましたが、今回また新たなスタイルで上演する次第となりました。ネズミ記念日です。
普段は舞台の上空に吊り下げられる照明機材も、今日は珍しい感じで仕込まれてゆきます。
仕込みも順調に進み、夕方にはホテルへ戻ります。ネズミ組で炊飯器を持ってきておりますので、部屋で米を炊くことにしました。
ところで孫悟空を演じている身で炊飯器と対面すると、なんだか中から大魔王とかが出て来そうでちょっと怖いです。
23日金曜日、今日はホールのすぐそばの松山高校の生徒さんがお客様です。朝8時50分開場なので、その前に急いで稽古をします。いつも時計回りに回すバスを、今日は反時計回りに…とか、空間が狭いので太鼓の音はいつもより小さめに…とか、条件が違えばいろいろやる事も変わってきますから、ここは入念です。
紀保子さんが「何を弾いているか写真でわかったらすごい」とおっしゃるのでみなさん当ててください。当たった人はすごすぎるので私が個人的に何かプレゼントしたいくらいです。ヒントはファから始まる曲です。
今日のピアノは木目調、メーカーはみなさんご存知の「SCHWESTER(シュベスター)」です。職人手作りの国産ピアノです。私は初めて知りました。
今日は松高祭初日だったそうで、まず式典が行われました。そののち9時半に開演。松山高校の皆さんは、朝から元気に笑ってくれて、有難い思いでした。指笛が賑やかに鳴り響いていましたね!
終演は11時半過ぎ、これこそ本当のマチネ公演ですね。片付けも順調に済み、トラックで稽古場へと戻るのでした…。
今週もお疲れ様でした。
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