森組 in 大阪府阪南市『上荘小学校』(10月22日):大石哲史

今日は阪南市の小学校。どうしても、子供たちがどんな場面で、どんな突っ込みをしてくるか、わくわくして朝から待っている・・・・・

きた きた きた!

月の精たちが十二月の歌を歌いながら焚き火を囲んで踊っていると、人間には見えない火を見つけて、そして人間には見えるはずのない通路を通ってやってきた娘、

「あのー、もし出来るなら焚き火にあたらせて下さい」

と大胆にも、この得体の知れない12の物体たちに(実際には11だが)のたまわった!
生まれてこのかたこんな事は経験したことがないので、どうしたものかわからない月の精たち。
一月の精が釜をかける「どうだねみんな、許すかね、それとも駄目ですかね?」

・・・・昨日は泉南の小学校だったが、そこではこんな素敵なつっこみだった。
「うん、いいよ」「あたっていいよ」「あたらせてよ」
・・・・もう舞台にいる俺たちは涙もんさ!
そしてその次にセリフを言うはずの2月の精の修平は、あれっろりろりっと何を言っているのか皆目わからない事を言ってしまっている。
顔は涙目の上、レレレのおじさん化している。完全に泉南の子供たちの勝ち!ハハハハハハハハハ

ところが今日ときたらどうだい!
その場面で、おそらく二年生の子だったと思う。某予備校の有名先生の「今でしょ」と全く同じ口調で、「駄目でしょ!」とのたまわったよーーー
もう俺たちの胃の府の中は七転八倒だい!
修平ときたら、セリフはその通り言っているのだが、顔はバックトゥ~ザ フューチャーいていた。

その顔を見ながら、俺もいつかこんな芝居をしてやろう・・・・って、しみじみ思ったもんだった。

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