オペラ『おぐりとてるて』稽古場日誌(12月6日、7日):熊谷みさと
4日からは楽士さんたちも入り、ますます熱が入ってきました『おぐりとてるて』の稽古場
どうもみなさんこんにちは。『おぐりとてるて』初旅に、壹岐くんと共に舞台スタッフとしてついていくことになりました、ちゃみです。
こちらが我らがボス、森下舞台監督
色々な面でのあまりのおおらかさに「アバウトステージ」などと称されたりしていますが、その人柄で今回の初旅を乗り切れるかが勝負です。
稽古が濃密になるとともに、稽古場を離れる日=旅の始まりも近付いてきますから、道具作りや運搬のための細工もどんどん盛り上がってきます。
壹岐くんは毎日舟と格闘しています。
私も、舞台裏から舞台上の階段へ進んでいくための台の中に衣裳を掛けられるよう材を渡したりします。
小道具を守るためのいろいろな箱や袋や、そんなものもどんどん作ります。初旅というのは、つまり作品が初めて旅に出るわけですから、そういうところも重要なのです。
そうそう、本公演で格闘したカツラとも、今回はだいぶ仲良くなりまして、今やカツラを梳いたり結ったりするのが私の癒しの時間となったりしています。
そのカツラを、なんと階段の中へ収納してしまおうという作戦を実行してくれている島田判官さま。
繊細なものをどう運ぶのがいいのか、考えたり細工したりするのもなかなか悩ましくも楽しい時間だったりします。
さてさて、そんなこんなであっという間に稽古場での最後の通し稽古が始まり、
あっという間に終わり、
道具たちをバラしてトラックに積んでゆきます。
鬼鹿毛もトラックに乗り込んでいますね。
いろいろと試行錯誤の初旅。どうなっていくのか楽しみです。
作品の中身はもう間違いなく魅力的になっておりますので、安心して、工夫して、精進していきます!
さあ、みなさま、『おぐりとてるて』をどうぞお楽しみに!
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