ネズミ組 in 神奈川県海老名市『海老名市文化会館』(6月4日):熊谷みさと

さてさて、「ネズミ組」は四国~島根の2週間の旅を終え、2日間の休養?ののち、本日より、神奈川ブロックでの公演が始まりました!

神奈川ブロック初日は海老名演劇鑑賞会の方々に観ていただきます。

搬入からお手伝いいただいたのですが、セットのバスに大変な興味を示していただき、私たちもなんだか鼻高々。「お気に入りなのー!」と言っていただけてとっても嬉しかったです。

そんな嬉しさを胸に気合いを入れて準備準備!


小道具をセットするのにも無意識に格好良くなってしまいます


格好良く太鼓も稽古します


こちらも格好良く…ん?なにをしているのでしょうか…


口を開けて頬を叩くのが流行っているのですね

口の開けっぷりで音程が変わるので面白い、と、休憩時間にも太鼓の構造について理解を深めている勉強熱心なこんにゃく座員なのでした。


そんなこんなで準備を進め、会員の方々の温かな眼差しに包まれて、和やかな公演となりました。

終演後、ロビーでお見送りをしていると、手を堅く握って「素晴らしかったです」と声をかけてくださる方や、目を潤ませながら「心に沁みました」と言ってくださる方がいて、なんだか私の方が感涙を堪えきれなくなりそうでした。泣いちゃいかん…と思いながらふと見ると、隣にいた先輩が嗚咽しているではありませんか。堪えきれずに流す涙も素敵だなと思いつつ、手塚治虫の名作『七色いんこ』に出てくる「芝居ってのはね刑事さん…相手に生きる元気を与えるためにあるんだぜ…」という名台詞のことを考えずにいられない日でした。





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