水野佐知香plays緋国民楽派Vol.2(7月23日):泉篤史

こんにちは!アパートに帰ってドアを開けるたんびにサウナのような蒸し暑さに襲われる泉です。うちのアパートは気密性が随分と高いらしく、熱と湿気を全く逃がしません。


さてさて、7月23日に錦糸町にある、すみだトリフォニー小ホールにて緋国民楽派の作品演奏会、「水野佐知香plays緋国民楽派Vol.2」が開かれました!


緋国民楽派といいますのは、作曲家である吉川和夫さん、萩京子さん、寺嶋陸也さんの3人から成る作曲グループで、今までに開いた作品演奏会は13回にもなるそうです!
そして14回目の今回は、ヴァイオリニストの水野佐知香さんをゲストに迎え、新作初演の作品をヴァイオリンとピアノの音色で紡ぎだすという内容の演奏会でした。


左から、吉川さん、萩さん、水野さん、寺島さん

みなさん小粋にモノーンを基調とした衣装にワンポイントで赤色を取り入れたコーディネートで統一だなんて…まあおしゃれ!


ピアノは寺嶋さん

水野さんのしっとりとしたヴァイオリンの音色が会場を包みます。
それを支えるのは、自由自在に音楽を奏でる寺嶋さんのピアノ。その2つの楽器が、2人が息のあった心地の良い演奏。うーん、たまりません。
その他にも、ヴァイオリン独奏、ピアノ独奏もありました。


おや、チャーミングな表情の萩さん!

曲の合間には、それぞれ作曲家が1人舞台に上がり、トークをする場面も。
ちなみに、僕は作曲家の演奏会となると、どうも作曲家がどんな人なのかが気になるんです。どんなことを感じて、どんな思いをこの曲に込めたのか。そんな話をプログラムの紙面上ではなく、ご本人自らの声でそのお話を聞くことができて僕は個人的にすごーく面白かったです!(笑)

吉川さんは三陸地方をテーマにした作品、萩さんはすでに作曲しているソングを歌い手ではなくヴァイオリンに演奏させた作品、寺嶋さんは世界にある子守唄をモチーフにした作品など、様々な作品を聴くことができました。やはり気の合う仲間とはいえ、作品は三者三様ですね。作風が全然違いました。みんなちがってみんないいとはまさにこのこと!


カーテンコールで水野さんにはお花が!

3人の作曲家と、ヴァイオリニストの情熱と才能に溢れた、充実した演奏会でした。いやー、今日は幸せな気持ちで眠りにつけそう!(笑)



最後にリハの様子をどうぞ。









写真 姫田蘭さん

0 件のコメント: