オペラ『グスコーブドリの伝記』稽古場日誌(9月8日):田上ナナ子

事務所では・・・

事務所でたくさんの書類にまみれて連日作業をしているのは、今回のチケット係、齊藤路都です。



チケット係はチケット発売の頃から毎日事務所に通い、お申し込みいただいたチケットの確認、発送作業をしていきます。
こんにゃく座からお客様にお送りしたチケットはすべて路都の手を通ってお届けしています。



劇場入りしてからも、何かミスがなかったかどうか、最後のステージの幕が開くまでドキドキしっぱなしの、度胸と記憶力と計算力が必要になる重要な仕事です。

そして稽古場では・・・

稽古場では演出助手の裕加ちゃん、演出部のさとちゃんが通し稽古準備中。




演出助手は外部の方にお願いする演目もあるのですが、今回は、座員の裕加ちゃんが参戦。
とにかくありとあらゆることを把握し、伝え、調整しなければならない立場。
何が正解というのがないので、とにかく気配り、目配りが重要なのです。



動きもゆっくりなので、一見ぽやっとして見られますが、実は芯が強く許容範囲が広い人ですごいなって思います。ちょっとやそっとじゃ怒りません。が、怒ったらそこそこコワイです。

演出部は、大道具、小道具など舞台上にでてくるものものを全部把握し、必要であれば自分たちで作ります。



何よりも舞台を愛するさとちゃんは、細かいことに目を光らせながらも通し稽古を微笑みながら見守っています。
さとちゃんが座内スタッフをやる時、みんなから「お母さん」と呼ばれるのは、そういった所以です。


そしてもう一人の演出部は雄一郎。役者たちは「あっつい!」からと言って、勝手に髪の毛を切るわけにはいきません。
この後自分がどの演目で何の役をやるのかということが優先されるわけです。
と、いうことで雄一郎さん、暑いのですが、髪の毛が切れないのでこういうことになっています。



小道具作り、わりと好きなんだそうです。
「とりかかるまで時間がかかるんだけど、やりはじめると熱中する」と言っていました。




お陰様で、オペラ『グスコーブドリの伝記』は本日前売りチケットがすべて完売いたしました。ありがとうございます。各ステージとも当日券は若干枚数用意いたします。
事前には枚数の情報をツイッターでも発信しますので、「あれ、今日行けるかも!?」というようなことがありましたら、ぜひご来場ください。

お待ちしております!

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