さあ、4月のおわりから各地を旅してきた『銀のロバ』も、とうとう今期ラストステージです。
昨日仕込みを終えていたので、今日はもう、思い切りやるのみ!
気合いの集合写真
中央に座っているのは、この3日間のおいらせ町ツアーの担当をしてくださっていた、おいらせ町教育委員会の小向竜也さん。公演中もずっと温かく見守ってくださり、こどもたちが座るマットを学校間で運搬してくださったり、当日の司会まで、色々と本当にお世話になりました。
最後の朝の稽古の前に感想を伺ったら、「こどもたちが本物のオペラに触れられる機会は少ない。舞台を観た後に喜んで帰って行くのを見て、本当に良かったなと思った」とおっしゃっていて、とっても嬉しくなりました。
ラストステージを思い、インフォメーションの時点で涙が止まらないロバ追いあかねさん
今日は、木内々小学校と下田小学校の、4~6年生に観てもらいました。
昨日、一昨日も感じましたが、おいらせ町のこどもたちはとっても集中力があって、舞台を観る眼差しも真剣そのもの!一言一言がしっかり沁みていくように思えて、感心してしまいました。
終演後にそれぞれの小学校の代表の6年生が感想を言ってくれたのですが、一つ一つ言葉を紡ぎながらまっすぐに話をしてくれて、なんだかとってもあたたかくなりました。
喜びにより神々しくなってしまった金村くん
おいらせ町との別れを惜しみつつ、帰路につく私たち…その途中で出会ったのは
森組のおともだち!
ロバ組7人のうち5人が、7月から森組へ変身します。そのための道具や衣裳などを、森組が公演している白河へ寄って渡してきたのでした。
帰って荷下ろしをしたら、翌日にはもう森の国へ出発です。なんだか不思議な気分。
九州や愛知や、関東に東北、大阪と広島、全部で32ステージの公演をしてきた今期の『銀のロバ』。間にコンサートもあって、盛りだくさんの旅でした。
たくさんの出会いがあり、発見があり、作品が更に磨かれた旅でした。
オペラ『銀のロバ』は、ココ役を薫さんにチェンジして、また秋にツアーをします。この物語がまたたくさんの方々に出会い、旅をするのが楽しみです。
おまけ
公演後に開催されたボウリング大会で起きたという、球を投げると体が浮き上がる怪奇現象
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