真理子の気ままなコンサートVol.2 (6月15日):大久保藍乃

真理子の気ままなコンサートに行ってきました!

こんにゃく座のピアニストとしても大活躍の真理子さんですが、今回は真理子さんの主催によるコンサート。
ゲストには今年も『森は生きている』でご一緒の佐山陽規さん、そして奥様佐山真知子さん。そして、演出や訳詞には大石さんと言う豪華メンバー(*´ー`*) !!



前半はプーランクの歌曲を訳したもの。
そして後半は林光の『おこんじょうるり』

真理子さんのステキなピアノによるシャンソンから始まったコンサート。
まずは、佐山真知子さんの歌唱による、プーランクのヴォカリーズと歌曲『くじびき』(原題:La court paille)。


合計7曲からなり、全て子どものための歌曲でどの曲もとても短いのです。
7曲全て、まりこさんによる訳詞!
どの曲も生き生きとした訳詞で、真知子さんの歌声も本当に本当に素敵でした。
原詩のフランス語での言葉遊びを、意訳することによって日本語でも見事なユーモアたっぷりの曲となっていました!

終演後には観に来ていた座員がわいわい集まって「私も歌いたい!」って大騒ぎしていました。


真知子さんの『くじびき』のあとは、バジさんこと佐山陽規さんによる『陽気な歌』(原題:Chansons gaillardes)です。


こちらもガラリと雰囲気が変わり、大人な歌でした。
真理子さんと大石さんの訳詞の曲があり、訳された言葉に個性が出ていました。
直接的な言葉の大石さんと、むっつりの真理子さん。笑。
バジさんのキラビやかな言葉と歌声で、ところどころ会場は笑い声もあがったり。
圧倒的なパワーで、本当にかっこ良かったです!!!


そして、後半は
林光作曲『おこんじょうるり』

こんにゃく座ではしばらく公演がされていないため、私もこの作品をあまり観たことがありません。
プーランクの次にどんな風になるんだろうっとワクワクしていましたが、もう最初から最後まで興奮しっぱなしでした。
重厚な音楽に、生き生きとした登場人物。
そして、たった二人の歌役者でどんどん進んで行く物語、最後まで本当にあっという間でした。


構成は大石さん。
笑いどころもたくさんあって、写真のこの“いかにも”っなマイクがずっと笑わせてくれました。
途中、真理子さんもこのマイクでしゃべったり、かと思えば長い長い弾き語りをしたりと、すごい芸達者でした!




(写真:姫田蘭)

真理子さん!
胸いっぱいなコンサートを、ありがとうございました!


既に次回のコンサートの計画もあるようで、今からとても楽しみです(・∀・)!!

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