『こんにゃクラブ 秋の大感謝祭』(10月13日) : 石窪 朋

『いよいよ20周年! おめでとうありがとうコンサート』開演です!!



司会者3人のこんなかけ声と共に2018年の『こんにゃクラブ 秋の大感謝祭』がスタートしました。
去年は、もうすぐ20周年。
今年は、いよいよ20周年。
…ということで、去年の感謝祭は、1997年から2006年までの作品の中から。
そして今年は、2007年から2018年までの作品から抜粋してのコンサートです。



稽古場にこんな会場を仕込み、



それぞれ華やかな衣裳に身を包み、






歌いたおしました!!

2007年上演『クラブ・マクベス』の打楽器から始まり、
懐かしの同じく2007年上演『まっぷたつの子爵』。
これまた懐かしの2008年上演『そしてみんなうそをついた』の歌…とどんどん聞いていただきました。

歌う座員も、久しぶりに稽古をし、ご披露するということで、当時の思い出や思い入れがよみがえってきて、それぞれの面白い話や意外な思いなどを聞かせてくれました。

2009年上演『変身』の歌の時は、東欧ツアー公演を、こんにゃく座の原点である〔バス〕で行った話を萩さんがしてくれました。

そしてやっぱり出てくるのが、ナベさんこと川鍋さんのエピソード!
2013年上演『アルレッキーノ』の歌の時に、ナベさんとダブルキャストだった富山さんが話してくれました。
いつも富山さんがナベさんエピソードを話してくれると、笑いとあったかい空気に包まれます。

また、こんにゃクラブ発足の時の事を、岡原さんが手紙にしたためてくれて、その朗読もあったのですが、その中には、岡原さんの昨年亡くなりました久保田由佳里さんへの想い、そして、由佳里さんのこんにゃクラブへの強い想いがあたたかく刻まれていました。

演奏はもちろんですが、座員の話も、感謝祭コンサートの醍醐味です。

演奏の最後は、うるおさんの
「もちろん、ファンクラブ20周年から30周年40周年に向けて今から出発する。という意味が込められているのは、ご想像の通りです。」
という言葉と共に、
2018年上演まだ記憶に新しい『天国と地獄』の中から「出発のうた」で締めくくりました。

ありがたいことに、なりやまない拍手をいただき…そこで気づく…
「あー!アンコールの事何も考えていない!!!」
ちょっとあたふたしていると、
「弾けるよ」と言って、萩さんが「ぼくたちのオペラハウス」を楽譜なしで弾いてくれました。
歌いながら、自分が感動してしまいました。



写真を見て気がついたのですが、今回ずっと弾いてくださったピアニストの井口真由子さんも一緒に歌ってくれていました。

個人的には、今回はとっても〈つながり〉を感じるコンサートでした。

来てくださったみなさま、ありがとうございました。

こんにゃクラブのみなみなさま、いつも応援していただき本当にありがとうございます!
これからもどうぞよろしくお願いいたします!

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