オペラ「アルレッキーノ-二人の主人を一度に持つと-」
ツアー始まります!
主人公のアルレッキーノは食いしん坊。いつもお腹をすかせています。
そして劇中には美味しい食べ物が沢山出てきます!
それにちなんで、食べ物や食事に関するお話をメンバーにしていただきました。
大石哲史
アルレッキーノ(11/19~30、12/17~22)
「私と長浜ラーメン」
ここ3年くらい、自宅から座に午後の稽古に自転車で向かう時に、ちょうど真ん中地点にある長浜ラーメンの店に九割方入ってしまう。いわゆる飽きない味っていう店なのだ。昨年の今頃になってようやく気が付いたんだんだが、その店で食べた日に限って、オイラのお腹がゆるむのだ。ひどい日になると15分自転車漕いで座に着くや否やトイレに飛び込むという有り様。どうしてかなあ?と一月位ゆるやかに悩んでいるうちに、はたと気が付いた。 あっ バリカタだ。この店では、麺のかたさを やわらかめ 普通 かため バリカタ としている。食感の良さでバリカタを選んでいたのだ。ある日 普通を食べて座に行くと、その日は次の日の朝までトイレの世話にならずにすんだ。なんだ そういう事か。オイラの胃腸がバリカタを消化出来るようには作られていなかったんだ。なーんだ ハハハハハハ悩んで損をした! でもいつか もう一段階上のハリガネを食べてやるぞー。
島田大翼
アルレッキーノ(12/2~15)
「私と手羽先」
母方の祖母が作る「手羽先の唐揚げ」が私にとってのソウルフードです。今でも母方の実家へ行くと必ず「手羽先の唐揚げ」が山のように出てきます。片栗粉と塩こしょうのシンプルなものですが、食べ始めると止まりません。ちなみに私は右の羽を好んで食べます。味は左右変わらないと思いますが、右利きの人は握った時に右の羽の方が食べやすいですよね。綺麗に食べるのも上手だと思っているので、むかしテレビで黒田アーサー氏が「世界一手羽先を上手に食べられる」と言っているのを見た時は怒りに我を忘れましたが、私は私なりの世界一を目指せばいいと思うことにして今は落ち着いています。『アルレッキーノ』劇中にも私がむかし作った手羽先(?)のぬいぐるみが一瞬だけ登場しています。ぜひ見つけてくださいね。
武田茂
パンタローネ
「私とプリン」
私は意地汚いので、隣で美味しそうなものを食べていると、同じものが食べたくなる。今回はプリン。毎日、あの巨大な揺れるものを見せられると、もうダメ。スーパーにプリンの゛素゛を求め、早速作ってみましたが、美味しく出来上がりました。作りながら、子供の頃、母が良くプリンを作ってくれたことを思い出していました。
髙野うるお
ドットーレ
「私とシェーキ」
高校生の時、同級生と駅の近くのハンバーガーショップで、シェーキの早飲み競争をした。
「せーのーせっ!」一気に吸うが、シェーキは重たいので、なかなかすい上がらない。それでも懸命に吸っていると、ニュルニュルーっと口内に流れ込んでくる。息もつかずにさらに吸う!
すると、案の定、頭の芯が痛くなってくる。それでも競争だから気を緩めず吸い続ける。
そして私は頭痛と逆肺活量の荒波を見事乗り越え、1番に飲み終え勝利した。
諸手を挙げて勝利の雄叫びをあげながらも、頭の中では、「頭痛と息苦しさと格闘して数十秒で飲み干してしまうより、高校生にとって決して安くないシェーキ代を払ったんだからもっと味わって飲んだ方がヨカッタンジャナイノーー?」っという思いが半分を占めていたのだった。
富山直人
ブリゲッラ
「私と蕎麦」
成人したばっかりの頃、ちゃんとしたお蕎麦を食べたい!と思って、お蕎麦屋さんに行ったんです。
二十歳になったといっても、世間知らずの若僧、というか小僧でしたから、「せいろ」とか「板わさ」とか何の事やら分からない。で、自分が知っている「ざる」を注文しました。そこで出てきた蕎麦湯も初体験。
『これは一体…?』
周りを見ると、蕎麦猪口に中身を注いで飲んでいる。
私は見よう見まねで、猪口の中のつゆを飲み干して、そこに蕎麦湯を注いで飲みました。…まぁ、そんなに美味い物ではなかったですね。
普段利用している、立って食すカジュアル蕎麦屋の倍の値段で半分の量の蕎麦を食べ、訳の分からないお湯を飲み、釈然としない気分で店を出ました。
蕎麦の楽しみを知るのは、それから十年ほど後でした。
沢井栄次
シルヴィオ
「私と餃子」
学生の頃、某とある将棋的な名前の餃子店でアルバイトをしてた頃。
アイドルタイム(午後の暇な時間帯)は夜の営業に向けてせっせと餃子を1個ずつ作っているのですが、ある日店長より
「皮1袋分(120枚入)の餃子を10分で作ったら千円やる」
と言われてバイト全員で挑戦していました。
1個あたり120gを守りつつ5秒で1個作るペースを10分集中するのはなかなか難しく何人も挑戦しては失敗。
僕も4度目の挑戦でようやく千円をゲットしました。
北野雄一郎
フロリンド
「私とシュークリーム」
お買い物に行くと、ついつい買ってしまうものランキングのベスト3の一つです。
ある日、買っておいたシュークリームを食べようと口に入れると、ん?、舌が痺れる、こりゃ、いかん、と口に含んだものを吐き出しました。確認すると、賞味期限を過ぎておりました。
物を食べて、身の危険を感じた体験ランキングベスト3の中の一つです。
梅村博美
ベアトリーチェ
「私と団子」
こんにゃく座に入りたてのころ、「梅には団子」とよく言われていました。
お陰でO石さんのファンの方から、よく茶団子を頂きました。
何故「梅には団子」なのか。
三歳のころの写真で両手肘に包帯をしている物が在ります。お団子屋の前で両親に手を繋がれた状態で「おだんごたべたーい」とごねたせいで超肘脱臼してしまったのでした。この話から「梅には団子」となったのです。
豊島理恵
クラリーチェ
「私と料理」
とにかく食べるの大好き♡そして料理が私のストレス発散法。
あちこちのレストランで食べて感動した料理は舌で覚えて家で再現。
とにかく作ってみたくなるのです。
今まで作ったメニューは数知れず。肉まん、餃子、パテドカンパーニュ、リエット、牛すじ煮込み、サンマのコンフィ…etc
作った料理と美味しいお酒を一緒に家で沢山味わえるのが幸せ。
そして作った料理をインスタにおさめるのが最近の私の楽しみです。
フォロー大歓迎♪
青木美佐子
ズメラルディーナ
「私とお菓子」
おいしいお菓子はたくさんあるけれど、「六○亭」のが一番好き。有名な洋菓子の他に和菓子もあって、どれを食べてもホントにおいしい(๑˃̵ᴗ˂̵)
特に「めんこい大平原」という小さいマドレーヌが今一番のお気に入り。
北海道にあるいくつかの店には喫茶室もついていて、以前ちょうど桜の季節に函館に行った時、大きな窓から満開の桜をみながらおいしいお菓子とお茶(しかも安い!)を優雅に楽しんだのが忘れられない良い思い出。
飯野薫
ザンニ1
「わたしと焼肉」
疲れたら焼肉!落ち込んだら焼肉!いいことあったら焼肉!明日がんばりたいとき焼肉!だいすきなお方と焼肉!
焼肉食べればすべて解決!胃もたれには気をつけます(`_´)ゞ
金村慎太郎
ザンニ2
「私とポップコーン」
小さい時から、大好きなポップコーン!!なんといってもあの香りがたまりません。。ディズニーランドに行った時、映画館に行った時は必ず食べちゃいます!!
むしろポップコーンが目的で映画館に行ったりしてます。
楽しい時も、悲しい時もポップコーンを食べて頑張ります!!
西田玲子
ザンニ3
「私とおみおつけ」
「おみおつけ」、私の家では味噌汁の事をそう呼んでいた。
神州一味噌のCMでもそう歌っていたし、疑問に思ったことはなかったが、大きくなって人と話すうちに普通は「味噌汁」と呼ぶということを知った。
調べると「御御御付け」「御実御汁食」等といろいろと漢字があるようだが、うちの「おみおつけ」がどの書き方に当てはまるのかはわからない。しかし、どの感じからもそこはかとなく味噌汁への敬意を感じる。良いねぇ。
おみおつけ、いつ飲んでも美味しいが、特に寒い朝の最初の一口などは至福である。
豚汁などの豪華な具のものから、ネギのみじん切りだけのシンプルなものまでなんでも好きなのだが、最近特に気に入っているのは、舞茸のおみおつけ。舞茸を食べやすい大きさに割き、ゴマ油で炒めたところに水を入れてだし入り味噌を溶くという簡単なもの。ゴマ油の風味と舞茸の食感がたまりません。
高岡由季
ザンニ4
「私とまかない」
大学1年、上京したてのころ「毎日ごはんがカレーでも良いくらいカレーが好きです」などと書いた履歴書を持って美味しいと有名なカレー屋さんにバイトの面接に行き、晴れて毎日まかないで死ぬほど美味しいカレーを食べる日々となった。
そのうち、サークルの先輩に誘われて居酒屋でもバイトをするようになり、大学の授業のない日は昼はカレー屋、夜は居酒屋でバイトをすることとなった。16時にカレー屋のバイトを終え、大盛りのカレーのまかないを食べ、17時には居酒屋で開店前にまかないを食べていた。こちらも大将が「ゆきちゃんは大食いだから」と大盛りの美味しいご飯を作ってくれる。最高の日々だった。
手島志保
ヴァイオリン
「私とクリスマスケーキ」
バースデーケーキとクリスマスケーキが一つで済まされてしまう私。子供の頃はちょっと残念でした。今はあまり見かけないバタークリーム、それで作られたバラの花、蕗でつくられた砂糖菓子のアンジェリカ、懐かしいです。
橋爪恵一
クラリネット
「私と餃子と焼売」
餃子が好きです。ある時、夜中に突然食べたくなって、スーパーに材料を買いに行き、作って食べます。
最近はその衝動はあまり、頻繁ではなくなって来ました。
最近は焼売に目覚めて夜中に材料を買いに行きます。
蒸したての焼売はなかなか良いです。玉ねぎの甘さがたまりません。時々海老を入れるとさらに美味しいです。餃子も焼売も完全食なので、ビールがあればごはんは要りません。ダイエットに良いですね!
佐藤芳明
アコーディオン
「私とPAOPAOの焼売(シュウマイ)」
東京駅構内に『PAOPAO』という飲茶の専門店がありまして、ここの《焼売セット(12個入り)》がたまらなく好きなのであります。
店頭へ行くとまず、粗熱が取れてやや冷めたものと、蒸し立て熱々のものをチョイス出来るのでありますが、迷わず熱々のものを選ぶのであります。
すると店員さんが、湯気が上がって止まない熱々の焼売4種類(ベーシック&黒豚&海老&帆立)3個づつを、文字通り目の前で箱に詰めてもらえるのであります。
専用のタレが付いてくるのでありますが、肉汁を存分に味わう為にあえてそれは頂かず、小さな袋入りのカラシのみ4個を頂くのであります。
時間が間に合えば新幹線車内で、しかし場合によっては店頭近くに設置されてるカウンターで店内の皮詰め作業を拝見しながら、どちらにせよなるべく熱いウチに食すのであります。
熱と蒸気で少しフヤけ気味になった紙製の箱のフタを開けたらまず、綺麗に並んだ焼売一つ一つの上に先程のカラシを付け準備完了、あとは思うがままに箸を進めるだけなのであります。
豚挽肉(時には黒豚と海老と帆立)と玉ねぎと絶妙に調合された調味料らが丁寧に捏ね上げられたアンが、薄くとも存在感のある皮に包まれ、ひとツマミのカラシによって更なる奥行きを手に入れたそれを一口頬張れば、熱々の肉汁と共に至高のハーモニーが口から喉から五臓六腑から全身へと広がるのであります。
それは本当に最高なのであります。
決して回し者ではございませんが、重ね重ね申し上げますと『PAOPAO』の焼売は最高なのであります。
最後までほぼ中身無く無駄に文字数を費やした駄文のご拝読に、心より感謝致します。
服部真理子
ピアノ
「私と河豚」
昔、藤山一郎さんの伴奏者をしていた頃、藤山ファンの大会社の社長さんに河豚をいくらでも食べていいと言われて、10人前のテッサ、唐揚げ、鍋などなど平らげた良き思い出があります。
今は懐具合を気にしながらですが、毎年冬には必ず食べます。美味しいですよね〜。
小林ゆず子
制作マネージャー
「わたしとスクランブルエッグ」
祖母が作るスクランブルエッグは絶品なんです!バターを溶かしたフライパンに溶き卵が入る瞬間の音と匂い。。。その瞬間が好きで妹と並んで台所まで見に行ったものです。真似して作ってみてもうまくいかない。単純そうに見えるけど、あのふわふわ感は祖母のタイミングが絶妙に素晴らしいんだなぁ。書いているうちに久しぶりに食べたくなってきた。年末年始に祖母に作ってもらおう☆
相原智枝
制作マネージャー
「私とご飯」
小さい頃から、沢山食べて偉いねー。と褒めらて育ちました。なので、ご飯をお代わりするのは、当たり前。しかも炊きたてのご飯はとりわけ大好き!でも世の中では、ご飯をお代わりする、ある程度歳を重ねた女性は少ないようですね。やはり糖質の問題があるようで、近頃の健康志向もあってのことと思います。私も長生きしてしまうかもしれないと思う昨今、ご飯のお代わりをしない事に挑戦しております^_^
写真:小林ゆず子・島田大翼
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