キラリ☆かげき団第13回公演 オペラまげもん :山本伸子、高岡由季



3月17日、
キラリ☆かげき団のまげもん公演を観てきました。
キラリにとっては12年ぶりのまげもん。今回はオールキャストをかげき団の皆さんが演じての公演です。
楽士ピアニストは上杉奈央子さん、鳴り物隊を花さん、ゆず、高岡が務めます。
一役一役が濃い出汁のように味があって現れてくる。そんな舞台でした。
まげもんは「まがいもん」。その1つである日本髪のゴムカツラの被りっぷり。
まがいもんさえ淘汰しうるパワーがそこにある。
カーテンコールで客席から「おばあちゃーーーん」と声が掛かる。
そんなところも、キラリ☆かげき団らしい。

山本伸子


そしてここからは、高岡のキラリレポートです!

私は4年前、ピノッキオを上演したときに衣裳を少し作らせていただいたのですが、直接キラリ☆かげき団に関わらせていただくのは今回が初めてです!
衣裳のお手伝いと、なんと、三味線や打楽器を演奏する「鳴り物隊」!



ピアニストと、鳴り物隊の3人♪

最初は、キラリのみなさまと仲良くなれるかな…?とドキドキしていましたが、いざキラリの世界に入ってみると、
とにかく一人ひとりのパワーと、個性の強さに圧倒されっぱなしでした。笑









終演後、この素敵な笑顔のこの方たち!キラリ☆かげき団のみなさま!
本当ーーーに、笑わされ、癒され、泣かされ、元気をもらいました。

「まげもん」という大作に、ものすごい情熱で向き合っていました。

稽古のたびにものすごい勢いで、お芝居も動きも歌も素敵になっていくので、衣裳の作業をする手も止まってみんなに釘付けになってしまうことが多々ありました。
なんとか少しでも力になろうと座員の私たちも熱が入りました。



熱が入るあまり立ちあがって全身を使ってダメ出しをする、演出の大石さん。



私たち鳴り物隊も、必死で三味線の稽古!



工作の得意な団員のながちゃんが作ったという、大きな龍。みんなで合体して大きな龍になるのを稽古場で見せていただいたとき、ものすごく感動しました。



こちらもながちゃん作の馬。座り姿があまりにも馬だったので、遠くから写真を撮ってしまいました。



馬の嵐山の役をやったまちゃこさんは、花魁姿もかなり似合っていました。佇まいがあまりにも花魁だったので、遠くから写真を撮ってしまいました。



こちらは彦左衛門役のゆうちゃん。
のれんの後ろに隠れ、声だけ出すシーンですが、誰にも見られずともこの熱演!
ゆずさんが思わず舞台袖から写真を撮ってしまいました。

そんなこんなで、団員みんながとてつもない個性と輝きを持っていて、私は全員のファンになってしまったのでした。

また、関われたらいいなあ!



高岡由季

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