オペラ『末摘花』稽古場日誌(8月11日):荒井美樹

今日は9月に行う公演 オペラ『末摘花』の顔合わせでした。

いつもは対面で行うのですが、今回はソーシャルディスタンスをとって充分な注意をはらって行いました。


演出の大石さん、音楽監督の萩さんをはじめ、作曲兼本番ピアニストの寺嶋陸也さん、美術の杉山至さん、衣裳の宮本宣子さん、照明の成瀬一裕さん、振付の向雲太郎さん、舞台監督の八木清一さん、公演でお世話になる皆さんにいらしていただき、冬、秋、春の全部で8つのシーンから、冬と秋の前半4つのシーンを最初3つを光組、4を紫組で観ていただきました。役者はフェイスシールドをつけて歌います。


組で色も大分違います。光組の姫役の由季さんはイメージを持って気持ち溢れる姫、紫組の裕加さんは底から溢れる気持ちで扇子も匠に使い魅せる姫。自分の思う姫を演じていきます。稽古を重ねるごとに日々どんどん進化し深みが増していきます。

そして寺嶋さんのピアノがとても素敵!ピアノからオーケストラの音が聞こえてくるよう繊細かつダイナミック!聴いているととても良い気持ちになります。

これから振付もついて、どんな常陸宮の屋敷になっていくのか楽しみです!

緊急事態の中、たくさんの人の力を借りて作品が創られていきます。きっとアマビエ様も屋敷を守ってくれるだろうと思います!


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