オペラ『森は生きている』劇場日誌(2月20日):島田大翼


太陽の神を讃える『森は生きている』の物語に相応しく、ここのところ美しい冬晴れが続いていますね。本日はB組の初日です。ちなみに大雪だったとしても「物語に相応しく」と書いていたと思います。そんなものです。

ところで初日ということで私は朝から髪を染め直しました。マイナーチェンジにも程がある染髪で誰も気付いてくれない恐れがありますから、こうして座日記に書いておきます。


世田谷パブリックシアターはとても快適な劇場ですが、なかでも「楽屋にお日様が入る」ところが嬉しいですね。窓の無い劇場の楽屋だと、ずっとお日様に出会わぬ無惨な一日を過ごしがちですから…。

本日はお昼にゲネプロ。お客様のいない「本番」を一度やってしまって、改めてお客様の前でやるという、ほとんど「2ステージ上演」状態です。お客様の前で失敗せぬよう、ゲネプロで最後の失敗をたくさんしておきましょうね。


そんなわけでゲネプロを無事に終えていよいよ本番。11月の兄さんと1月の兄さんが気合いを入れていますね。目のでかい兄弟ですよ。目玉をこぼさないようにね。


せっかくですから、もうみんなで円陣組んで気合い入れてしまいましょう。エイエイオー。B組の初日ご覧いただいた皆様、ありがとうございました!


そしてこんにゃく座一年生の入江茉奈さんは今日がこんにゃく座のオペラデビューでした。Cスタソングのときデビュー前に劇団が消えてしまうことを危惧していた(ようなコメントをさせられていた)入江さんですが、皆様のご協力のおかげでなんとか劇団も持ち堪えて舞台にも立てて何よりでした、おめでとう。3月には広島で錦を飾られます。お楽しみに。

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