『夏の夜の夢』稽古場日誌 1月5日(土) 萩京子

あちゃらかオペラ『夏の夜の夢』稽古2日目。
これまでわたくしは、自分の作曲のオペラの稽古場には、あまり居られなかった。
だが、今回は初日からずっと稽古を見ることができる幸せを味わっている。
あまりうれしいものだから、昨日はさっそくの飲み会で酔っぱらいました。
稽古場でさんざん飲んでから、行きつけの飲み屋さんにも新年のご挨拶に行かなくてはね、30分だけね、とか言って、あまり飲めない演出家ふたりと、飲み過ぎの座員と、いけるくちの新人とで新年会の二次会をやり、最後は記憶を失いました。とほほ・・・。

しかし、今日は気合いを入れて音楽稽古。
1時から7時半くらいまでがんばりました。
この作品の登場人物は、恋人たち、妖精たち、職人たち、というふうにグループ分けができる。
「では、職人の皆さんは別室へ・・・」と言って、Bスタで特訓が行なわれたりする。
一時間くらいして戻ってくると見違えるようになっていたりする。
宿河原の稽古場へ引っ越して来て一年。
こういうときは本当にありがたいなあと思う。
明日から立ち稽古すると演出家は言っています。
キーワードはデモクラシーと自由恋愛!
あちゃらかオペラ『夏の夜の夢・嗚呼!大正浪漫編』にご期待ください。

萩京子

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