林光歌劇場 劇場日誌(2月11日):久保田由佳里

祝日の今日は『セロ弾きのゴーシュ』の2回公演。マチネとソワレの間に“こんにゃくクラブ”(こんにゃく座オフィシャルファンクラブ)のつどいがありました。
本日は12名のお客さまをお迎えして(そのうち四人はカワイイお子ちゃまでした♪)俳優座劇場のロビーで役者を交えて歓談しました。


進行は『吾輩』で、ねこの黒役のトミヤン。吾輩組からは寒月くんと猫の乙と丙。ゴーシュ組からは楽長・ねこ・たぬきの仔・野ねずみのおっかさんはダブルキャストの二人が揃って、そしてゴーシュくんが出席しました。


色々お話しを伺っていくと…今日のゴーシュの舞台、みなさん細かいところまで本当によく観ていらして嬉しくなってしまいました。中でも、かっこうとゴーシュの“Y字バランス”はやはりかなり印象的だったようであります☆☆☆
『ゴーシュ』の初演をご覧になったお客さまもいらして(長きにわたる応援…ありがとうございます!)これまでのキャストや舞台装置・衣裳の変遷なども話題に。親しくお客さまとお話しさせていただけるファンクラブのつどいは、短い時間ながら本番中の楽しいひとときとなっています。

さてさて、冬季ソチオリンピックが開幕しましたね。『吾輩は猫である』初演は1998年に新国立劇場でしたが、折しも長野五輪のとき。あれから16年! またもやオリンピックイヤーでの公演となりました。
先週の土曜日、東京はびっくりの大雪に見舞われました。『吾輩』初演は開演時間の関係から千秋楽にバラシ(劇場からの撤収)ができず、翌日バラシでした。ところが翌朝は大雪! どうやら雪とはご縁があるようです。
昼過ぎバラシは無事終了。さっそく岡原真弓さま・当時制作に在籍していたY嬢と三人で、オペラシティの大きな窓のあるカフェで雪見Beerと洒落込みました。そしてそれから三人は、新宿近辺のお店を転々としながら、夜中まで飲み続けたのでした。その間、複数の座員関係者が現れ(呼び出され?)ては酒を酌み交わし、雪の巷に消えていきました。人間たちのおしゃべりは果てしがない…『吾輩は猫である』のような太平楽な半日を過ごしたのでした。懐かしい思い出です。

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