林光歌劇場 劇場日誌(2月16日):島田大翼
本日は『吾輩は猫である』最終日にして『林光歌劇場』全体の千秋楽でもございました。昨日15日の『セロ弾きのゴーシュ』『コンサートB』の公演を終えて、肩の荷が下りた方と、まだそうでない方といらっしゃいます。とにかくしばらくぶりに朝からスカッと晴れて、気分良しです。
昨日はまたも記録的な大雪に見舞われ、残念ながら劇場に辿り着けなかったお客様も少なくなかったようで。楽日である本日も、雪の影響で高速道路などは滞り、遠方のお客様には断念された方もいらっしゃいました。それでも前売り完売、たくさんのお客様に見守られて『吾輩は猫である』なんとか無事千秋楽です。
昨日ゴーシュのセットの大部分を座へ持って帰ったので、今日は上手の舞台袖が広々としていました。14章という場面では猫が登場しないために、毎回上手袖で入念にストレッチをしておりましたが、本日はその時間に「小道具の影絵猫を分解する」という作業を始めてしまったために、最後のメモリアルストレッチを行えず、すこうし寂しい気分になりもしましたが、いや大した事ではありませんでしたね。
そうこうして舞台は終わり、トラックとワゴン車あわせて6台分?くらいの荷物を一所懸命に詰め込み、4時間くらいかけて撤収作業終了。いやお疲れ様でした。
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