『林光歌劇場』ご来場ありがとうございました

オペラ『吾輩は猫である』とオペラ『セロ弾きのゴーシュ』、そしてコンサート2種類という、盛りだくさんの公演が、無事終了いたしました!

公演期間中には2度の大雪に見舞われ、ご来場出来なかったお客様や、多くの交通機関を駆使し何時間もかけていらしてくださった方など、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。


2013年12月末からお稽古が始まりました。
まずこんにゃく座Aスタジオには『吾輩は猫である』のセットが組まれました。


そしてBスタジオには『セロ弾きのゴーシュ』のセット。




稽古場を斜めに使い、かなりぎゅうぎゅう詰めな稽古場でした。
通しを観る座員も、何人かはなんと男子楽屋の窓から観ました。


2つの演目を日替わり公演と言う事で、劇場に入ってからも毎日飾りかえ。
狭い袖中に、色んな物を収納していきます。

『吾輩』の菜の花の収納の様子

積み重ねられた『吾輩』のセットにぶつからないように、とライトが付けられました。
遊園地みたいでした。



最後のバラしの時は、客席もいっぱいに使っての作業となりました。

とにかく、ものすごい物量でした。





組んではバラし、バラしては組み……。
そんな毎日の裏の作業にユーモアいっぱいで指示をしてくれた皆様。

吾輩の舞台監督、八木さん(左)

桜の花の仕込みの時、指示を出しながら、さり気なく耳に桜をくっつけていました。

とある日、岡原さんとペアルックの八木さんでした。



ゴーシュの舞台監督、久寿田さん。

ゴーシュの開演前は舞台上に何も無いので、どうやらくつろいでいるようです。


そして、演出部のチーフ。北野さん!

差し入れでいただいた「目玉のおやじキャンディー」を食べているようです。
三つ目になっていました。

楽しい楽しい、裏のみなさんでした。


「吾輩」の猫3匹はいつも仲良し。
いつも息ピッタリでした。



「演出で使われなかった…」と残念がっていた幻の3段猫。


黒猫の黒くんとも仲良し。


1月8日の島田さんのお誕生日には、猫の形のケーキがプレゼントされました。



舞台裏からの写真も少し紹介。
これはコンサートのリハーサルの様子。


こちらは「吾輩」で猫が雑煮を食べてもがいている時の影絵の障子裏。
畳の隙間に何人もが入り、影絵を動かしていました。




ゴーシュ組もいつも一致団結して、公演に向かっていました。


たぬきのシーンでみんなが踊り出すシーンはいつもワクワクします。
写真はリハーサルの様子。



そして、観に来てくれた子ども達に囲まれるゴーシュ君。

子ども達の心をぐっと捉えたようですね。

おっと、こちらはそんな子ども心を失わないうるおさん。

雪の日に、雪合戦をしました。



インフルエンザの流行や、大雪など、いろいろ事件のあった公演でしたが、最終的にはほとんど前売り完売となり、本当にたくさんの方々に観ていただきました。
盛りだくさんの公演で大変だ!と言いながらも、たくさんの光さんの音楽に囲まれて、幸せな公演期間でした。
こんにゃく座の公演はオペラやソングが多いですが、今回コンサートでは光さんの器楽曲もお届けしました。『林光歌劇場』として、光さんのたくさんの音楽をお客様に楽しんでいただけていたらいいなっと、心から願っております。



最後の1枚は、打ち上げの一こま。
苦沙弥(大石さん)と寒月(佐藤さん)をみるゆず子。

新人のゆず子はチケット係で大活躍。
この複雑なチケットシステムをしっかりとやりきってくれました。





今回お会いできた皆様も、今回は惜しくもいらっしゃれなかった皆様も、
またお会い出来る事を楽しみにしております。

応援して下さった皆様、本当にありがとうございました!



写真:座員のみなさま/文章:大久保藍乃

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