オペラ『おぐりとてるて』稽古場日誌(8月27日):島田大翼

本日は8月27日。朝から2種類の会議があって、こんにゃく座の全員が揃う午前なのでありました。それからいつものように、13時から『おぐりとてるて』の稽古でございます。



本日の稽古は場面その15、照手姫が車を引いて行く「道行き」の場面を作っていきます。この場面の曲がすべて譜面となって稽古場に届き揃ったのが23日、この前の土曜日ですね。この4日間のうちに各々音符を身体に染み込ませ、こうして皆でわいわい言いながら芝居を作っていくわけです。この場面がどんな風になるか、それは劇場でのお楽しみ!



お、富山県出身の演出部冬木氏が、富山県名物の鯛のかまぼこみたいな物を作っていますね。さすが、蜃気楼のような指遣いです。これがどの場面でどのような小道具として登場するか、それは劇場でのお楽しみ!



小栗が人喰い馬に乗る場面の稽古も、毎日欠かせません。はっきりお見せしては勿体無いので、影だけでご覧ください。じつに立派な身体をしています。小栗の馬、というとすぐになんとかキャップという馬を思い浮かべる方もおられるようですが、この馬の名前は「鬼鹿毛(おにかげ)」ですよ。鬼鹿毛くんがどんな顔をしているか、それは劇場でのお楽しみ!

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