オペラ『白墨の輪』稽古休み日誌(1月12日):高野うるお

今日は稽古休み。
旧車の整備をしながらつらつら考えた。

ネット社会になって自分の「過去」がいつまでもネット上に記憶されてしまい、今までは75日もすれば忘れられていたことも、いつまでもほじくり返されてしまうらしいのだ。
それが問題になって、最近「忘れられる権利」というものを主張する動きがあるそうだ。

この曲の中に「この世にある者は、何もかもすっかり忘れるという権利を持っている。」っと言う歌詞が出てくる。
これは、2001年に追加された部分で、光さんが書いたものである。

もう15年も前に、このことに気がついていることに、あらためて驚いたのであった。



高野うるお

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