オペラ『ロはロボットのロ』稽古場日誌(4月27日):髙岡由季

ロはロボットのロ、演出部として関わっております、髙岡由季です。
今日から本格的に鄭さんが入っての稽古になります。
いろいろ作ります!頑張ります!

冬木くんも書いていましたが、
『ロボット』は大学のときに取り組んだことのある、ものすごくものすごく思い入れのあるオペラです。大好きです。愛しています。
このオペラから、どれだけのことを教わり、どれだけのものを授かったことか…その辺をお話しだすと、とんでもなく長くなってしまうので、割愛しますが…

上の作業場からちょこちょこ覗いてはいたのですが、今日初めて、稽古場に潜入してプロローグから途中までを観ました。
ほんの一部ですが、ちょこっと隠し撮り。



衝撃です。
冒頭から、なぜだか恥ずかしくなるほど涙が止まらない。大興奮です。ワクワクを通り越した色んな感情が溢れ出しました。
役者一人一人が、このオペラに、自分の役に、命をかけて全力以上の全力を注ぎ込んでいるのが私の胸にズキュウゥゥンと伝わってきました。

このオペラの再演を望む声がたくさんあっての、今回の公演だと聞いています。
きっと観るお客様にとっても、演じる人にとっても、一度体験してしまうと忘れられない、大切な大切なオペラなのだろうなと思います。現に私もその一人です。

どうか、たくさんの人に観てもらえますように。一人でも多くの人が、笑い、泣き、テトの作るパンの美味しさに心を暖かくできますように。
そんなことを考えて、胸を熱くさせている私なのでした。

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