コンサート組、出発!(7月2日):熊谷みさと

6月から、ピノッキオの陰でひっそりと稽古をしてきたコンサートチーム。

6月30日にもこんにゃく座Aスタジオでぎゅぎゅっと稽古をして、

本日7月2日、最後の稽古日なのですが、なんと、桶川市の、いなほ保育園で、押しかけコンサートをしてきました!

朝から園の子のお宅をお借りして稽古し…


稽古…したんですよ。

いなほ保育園に着いて荷下ろしをしていると、「何するんだろう?」とこどもたちが不思議そうに会話しています。
「こんにゃく座が来る」とだけ聞いていたというこどもたち。何が始まるのか、そっと覗きに来たり、「映画だよ」と話し合ったり。

ざっと荷物を運んだら、園の方々が美味しいお昼ごはんを用意してくださっていました!
ご飯にお味噌汁にポテトサラダ、きゅうり、梅干し、生姜、焼き魚、沢庵と茹でキャベツ…なんと充実したごちそう!この園を創った時のことなど、園長先生のお話を聞きながら、心も身体も元気もりもりになった私たち。

さあ、いよいよコンサートの始まりです。


たくさんの小さな目がまん丸になって私たちを見ています。
すごい集中力!

この園では、「何時に何をする」とか、「静かに座って待つ」といった指導はされていないそうです。好きなように学び、育ち、のびのびと生き生きと生活している子たち。自ら学び、自分の行動を選択する力を持っているけれど、それゆえに、公演中でも興味が逸れればみんな出て行ってしまう、と、事前に伺っていました。

私事ですが、大学生だった頃、教育実習で担当になった学級のことを思い出しました。
小学校2年生の学級だったのですが、授業がつまらないと、板書して振り返るとこどもたちが半分くらいに減っている!ということがよくあって、自分の力の無さに落ち込んだものでした。でも、担任の先生がこどもたちの興味をぐいと惹きつける授業をされると、素晴らしい集中力を発揮して、なんてすごい子たちなんだろうと毎日感心しました。
愛すべきその学級の子たちを、その時は惹きつけることがなかなかできなかった私。

でも、今日は!
こんなにまん丸な目で見てくれている!

嬉しくて嬉しくて飛び上がりたい気持ちでした。

久司さんの「空気のうた」や、大石さんとさとみさんの『魔法の笛』では、楽しそうな笑い声も聞こえ、最後はみんなと一緒に『森は生きている』を歌ったり、歌のプレゼントをいただいたり、本当に素敵な時間を過ごさせていただきました。


更にコンサートの後は園を案内していただき、

山登りのよう!





動物たちのところへ行って


ロバたちに会ったり


子ヤギを抱かせてもらったり


ワイルドに、でも思いやりをもって動物たちと触れ合うこどもたちに、たくさんの元気をもらいました。


さあ、コンサートツアーはここからが始まり!

明日は群馬県へ。再来週は福島県で旅をします。どんな出会いがあるのか、とっても楽しみです。
頑張るぞー☆☆

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おまけ


犬と戯れる代表

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