ネズミ組 in 岡山県備前市『備前緑陽高校』(10月30日):島田大翼



今日は朝から岡山県の、備前緑陽高校にやってまいりました。8時半からみんなでぞろぞろと、煉瓦造りの煙突を横目に、トラックから荷物を降ろしていきます。そう、今日は今期ネズミツアー最初で最後の体育館公演なのです。もちろん朝から気合い充分です。

川中裕子

ステージ高いです。これまで私も数百の体育館を訪れてきましたが、これまで出会ったどの体育館より高いステージでした。「手を使わずにステージに登れてこそ一人前だ」といつも意味無く発言しておりましたが、私も手を使わずには登れず、自分がまったく一人前でないことを思い知らされてしまいました。

花島春枝

そこで今日は特別に、白録(びゃくろく)をたくさん持って来ております。5年前にやったオペラ『想稿・銀河鉄道の夜』の客席用にこしらえたやつですね。羊羹とか呼んだりもします。これを並べてその上に鉄の足を組み、そこに平台を並べて舞台を張り出すわけです。あ、本物の羊羹じゃないので食べられませんよー。

西田玲子

舞台を組んだら、客席の位置を決めていきます。やはり椅子に座ると、かなり見上げるような形になってしまいますから、近すぎても見やすくないのです。もうちょっと前…後ろ…と微調整を続け、なんとかお客様の見やすい環境を探ってゆきます。

榊原紀保子

ピアノ周りも色々と、今回だけの仕様がたくさんあります。本当に体育館というのは学校によってかなり造りが違います。しかしさすが45年の歴史を誇るこんにゃく座…どんな体育館もオペラハウスにしてしまいますから、さすがのポテンシャルと自賛するしかありません。



みんなで猫缶を囲んでおります…これは案外、頭を悩ませている場面なのです。そう、舞台の奥行きがやや狭めなので、配置をうまくやらねばならないのです。結局、選んだ手段は「御津バージョン」。経験値が物を言いますね。ポテンシャルヒッツです。

西田玲子

本番が始まりましたよ。写真は、舞台下の通路です。このルートがあるお陰で、色々と助かります。ネズミ的にも(?)こういう抜け穴は、なんだか雰囲気的に嬉しくなりますね。そんなこんなのお陰様で、本番は無事終了。急いで片付けて、また次の公演地に向けて旅を続けるのでした…。



ところで、はじめに見かけた煙突は、焼き物用の窯のものでした。さすが備前、高校にセラミック科があるんですね。他にも有田や信楽の高校にもあるらしいですよ、セラミック科。日本中の学校を回ると、本当にいろんな学校があって面白いのです。次は福岡!元気に旅してまいります。




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