森組 in 秋田県山本郡三種町『琴丘中学校』(11月9日):冬木理紗

今ツアー唯一の中学校、琴丘中学校での公演でした。


秋田の紅葉はもう終盤のようで、イチョウの葉もすっかり落ちています。
この時期の東北地方はやはり寒い。
体育館での公演もさぞかし寒さに震えることだろう!
…と思いきや、どこの学校も大型暖房設備が充実しているのです。

当たり前か!さすが雪国!
琴丘中の暖房設備はまた、見たことのない珍しい形をしていました。

バスケットボール部の強豪校なのでしょう。体育館の近くには栄光の数々が見られました。




この日は近くの琴丘小学校からも5、6年生が来て、中学生の前でマットに座って観てくれました。


小学校のみんなも、中学校のみんなも、シャイなお年頃ということもあり、上演中は落ち着いた雰囲気で、物語をじっくり集中して観てくれているようでした。
全員で歌うソリの歌も、ちょっと恥ずかしそうにしながらも精いっぱい歌ってくれました。
心の中では普段見慣れないオペラに大興奮していたようで、クラスに戻ると「素晴らしかった」「感動した」と口々に感想を話してくれていたそうです。

琴丘中の担当の加藤先生は、実は冬木の大学の先輩!在学中は同じ管楽器専攻ということで大変お世話になりました!
先輩の地元秋田でこんな形で再会できるなんて、とても感慨深いです。
一緒に写真を撮ろう撮ろうと思っていたのに、結局撮れずじまいでした。

同期の由季ちゃんは、女子生徒たちに「かわいいー!」「かわいいー!」と大人気。


彼女も同じ大学の出身です。
大学で一緒にオペラをやっていた頃、
附属小学校で『セロ弾きのゴーシュ』を上演した際には加藤先輩も照明として関わってくださっていました。

(2011年おとみっく公演より ゴーシュ:高岡由季、野ねずみのおっ母さん:冬木理紗)

忘れられない楽しい思い出です。
あれからもうすぐ7年経つんだなあ、としみじみ…。

最後は吹奏楽部の生徒たちと顧問の加藤先輩が、こんにゃく座のバスとトラックを見送りに来てくださり、学校を後にしました。
またいつか先輩の吹くユーフォニアムも聴きたいものです。
次に再会できる日まで、どうかお元気で!

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