ロシアツアー(6月10日):萩京子

今日は、モスクワ芸術座を見学します。
劇場へ向かう途中にプロコフィエフの銅像がありました。
若々しいです。
小脇に楽譜を抱えています。
プロコフィエフさん


チェーホフさん

劇場近くに、少しやさぐれた感じのチェーホフの銅像がありました。

モスクワ芸術座

チェーホフ記念モスクワ芸術座です。
スタニスラフスキーとダンチェンコによって創設された劇場です。
演劇の殿堂という感じですね。
劇場正面の上の方に「かもめ」がデザインされています。
そして、劇場のそこかしこに「かもめ」があしらわれています。

劇場入口

モスクワ芸術座入口
博物館も併設されています。

劇場(博物館)天井

劇場内は落ち着いた色合いで、シンプルなデザインに好感が持てます。
隅々のデザインからは、なぜかアジア的なものを感じました。
天井の照明もステキです。

劇場内

私がアジア的だと感じるところは、例えばこんなところです。
劇場内のちょっとした通り抜けの囲み。

活躍した俳優たち

この劇場で活躍した俳優たちの顔写真と舞台写真が展示されています。
ここは古(いにしえ)の俳優コーナー。
隣の一角には現役の写真がズラリ。
100名以上です。

舞台

開演前の舞台も見せてもらいました。
今日は「ベニスの商人」だそうです。

客席の椅子!

木です。
席番号が椅子の背に刻み込まれています。


客席から舞台を見ると、こんな感じです。



緞帳も閉めて見せてもらいました。
上から下りてくるのではなく、左右に開くオペラカーテンタイプです。
中央に「カモメ」が!

専用の客席

ダンチェンコ専用の客席。
前から10列目くらいの11番。
名前が書いてあります!


こちらはスタニスラフスキー専用の客席。
12番!
ダンチェンコと中央の通路を挟んでいます。
客席としては良い場所だと思います。


スタニスラフスキーの楽屋の鏡前。
当時は本人とメイクさん以外は誰も入れなかったそうです。

衣裳の展示

実際に使われた衣裳も展示されています。
すごく丁寧に仕立てられているように見えます。



舞台模型も展示されています。
基本的にリアリズムです。

ロビーにピアノが!

ロビーにピアノがありました。
ピアノがあると、すぐ反応してしまいます。
ここで、コンサートができるな!とか、いろいろ妄想が始まります。

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