音楽教育の会第64回全国大会(8月2〜4日):高橋志野

音楽教育の会第64回全国大会へ参加してきました!

音楽教育の会は、保育園・小学校の先生をはじめ、子どもたちが豊かな音楽に触れ、自己を表現できる力を持てるように、と日々学び実践されている方々の集まりです。今年の開催地は広島!

全国から集まった868人の参加者の皆さんで、音楽を通して心と体を動かして、歌って、語り合う、濃密な3日間でした。



共同研究者として、ピアニストの志村泉さんが、ゲストとして寺嶋陸也さんもご参加されています。こんにゃく座からは、大石さん、制作のあずみさん、そしてわたし高橋が参加しました。



広島の子どもたちの元気な歌声と共に、大会の幕が上がりました。



音楽を聴いて、感じて体で表現するリズム表現の時間。



こちらはバッタです。迫力満点。



「全国大会は、リズムがすごいよ」とうわさには聞いていましたが、これほどとは!床が右に左に揺れるほど、大の大人が真剣に取り組んでいる様子は圧巻です。気持ちよさそう、楽しそう。先生が心から楽しんでいるから、子どもたちにも伝わっていくんだろうなあ。子どもたちも楽しいだろうなあ。




参加者のみなさんで、たくさんたくさん歌をうたいました。




2日目の夕方には内容盛りだくさんのコンサートがありました♪

寺嶋さんと志村さんのピアノの二重奏。



寺嶋陸也さん作曲「森を歩きながら」。

なんと今回の演奏が2台のピアノ版の初演との事!


大石さんは、「花の歌」と「わかれ」をじっくりと。



中には舞台袖で涙されたという方もいらっしゃいました。





こんにゃく座もお世話になっている佐山夫妻の「パパパ」



とっても可愛らしくて素敵でした。



コンサート終わりの佐山さんと大石さん。



お疲れ様でした!

他にも、北海道サークルの皆さんのリコーダーアンサンブルがあったり、全員で歌ったり、たくさんのプログラムで、2日目の夜は終わりました。





最終日の朝です。こちらはロビーに飾られた折り鶴です。



「これな〜もう爆弾が落ちひんように折るやつやねん」と小学校低学年の男の子が友達と鶴を折っている様子に心を打たれました。参加者の皆さんが1羽ずつ折った折り鶴は、初日に元気にうたをうたってくれた5歳児さんたちが記念公園に届けてくれるんだそうです。世の中、おかしな方へ進んでいるように思えてならない近頃です。最終日には「生命の木、空へ」を全曲通して全員で歌いました。振り返ってみると、広島の地で、うたを歌い平和について考え、音楽を通して子どもたちと私たちの未来を考える時間だったように思います。

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