2020年 ヒカル忌(1月5日):高橋志野

新年あけましておめでとうございます。
こんにゃく座の年はじめは 、1月5日。
光さんの命日であるこの日に、光さんと光さんの音楽を愛する方々とともに午後のひとときを過ごすヒカル忌は、今年で6回目を迎えました。

はじまりは、「雨の音楽」。


ご歓談タイムを挟みながら、光さんの音楽をたっぷりと楽しみました。

橋爪恵一さん、山田百子さん、前田正志さん、佐山真知子さん、服部真理子さん、 湯田亜希さん、井口真由子さん、入川舜さん、五味貴秋さん、音楽教育の 会の先生方、東京混声合唱団の皆さん、 心のこもった素敵な演奏をありがとうございました。

座員は、前日から会場を設営し、料理と飲み物を準備してみなさまをお迎えしました。




林夏実さんによる、「ヒカルなぞなぞ」のコーナーです。

家族のみ知る光さんのエピソードに会場が暖かい笑いで包まれました。


こんにゃく座からは、昨年9月に上演した『林光歌劇場2019』の一節を聴いていただきました。



ウルフとベッラが亡くなったおじいちゃんを想って歌う「月の光に」。

ふたりが見上げる先には光さんの写真が飾ってあります。
会場全体で思わず笑って、そのあとには、光さんに想いを馳せるしっとりとした雰囲気になりました。

東京混声合唱団の皆様とこんにゃく座の合同で2曲「明日ともなれば」「うた」を 、

こんにゃく座で『ハムレットの時間』より 終曲を歌いました。


そして最後には、会場のみなさんと全員で「ねがい」を光さんに向かって歌いました。


入座2年目の私は、光さんに直接お会いすることは叶いませんでした。
以前は別世界の偉人のように感じていた林光さん。
光さんと大切な時間を共に過ごした方々と出会い、 その音楽を通して、今ではとても身近に感じる瞬間がたくさんあります。一年のはじまりに、 このような時間を皆様と過ごすことのできる幸せを噛み締めて、その余韻に浸りつつ1日を終えました。

みなさま、本年も、こんにゃく座をどうぞよろしくお願い致します。

写真:壹岐隆邦

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