11/20(土)は糀ホール、そして11/22(月)はきゅりあん小ホールの2回公演です!
第一部は宮澤賢治の詩に、林光さん、吉川和夫さん、萩京子さんがそれぞれ作曲した歌たちを、アカペラや服部真理子さんのピアノと共に、梅さんが歌いました。
シンプルに削ぎ落とされた、透明な世界とでも言いましょうか?!
旅公演でみせる梅さんのパワフルな歌声とはまた別の魅力、言葉が染み渡る静かな時を紡ぎ出していました。
休憩中には、作曲家の吉川和夫さんと服部真理子さんのトーク。東北と吉川さんの関わりを中心に。
そして第二部は吉川さんの新作、オペラ『鹿踊りのはじまり』です。
梅さんと、人形劇俳優の平常(たいら・じょう)さんの2人で歌い踊り演じるだけでなく、3人の楽士さんも突如、鹿の言葉を語ります。
あまりの愛らしさに客席から笑い声が...!
岩佐和弘さん(フルート・ピッコロ)、朝吹元さん(チェロ)、高良久美子さん(パーカッション)
まるで作品中の嘉十と一緒になって、鹿たちの踊りを目の当たりにした気持ちになるような舞台で、その神聖な瞬間に息を呑みました!
共演の平常さんは、マイクなしで舞台で歌うのは初めてだったそうです。とてもそうは思えない、梅さんとの息の合いっぷりでした!
美術は梅さんの幼馴染である上條直之さん、照明は『ネズミの涙』や『さよなら、ドンキホーテ!』でもお世話になっている増田隆芳さん、衣裳は時々自動の日高和子さん、舞台監督は梅さんがこんにゃく座に入る頃に出会った猪ヶ倉大介さん、方言指導にしままなぶさんと、梅さんが人生の それぞれ違った時期に出会った方々が支えます。
演出協力の伊藤多恵さん、音楽監督の服部真理子さん、制作の麦さん、そして音楽助手の小林ゆず子さんたちの愛がてんこ盛りの舞台でした♡
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