週末は雪予報の富山へ。
富山市立太田小学校での公演。
16日、夕方から仕込み。
雪予報の割に暖かい「ほんとに雪は降るの?」と思った人もいたでしょう。ですが立山連峰が不気味な程近くに見えました。こんな日の翌日は必ずと言っていい程空は荒れるのです。
富山の子供たちは、翌日の天気を山から教わって育ちます。
そういえばこんにゃく座の旅公演中には時折、心優しい妖精が現れるのですが、やっとその姿を見ることができました。体育館を出る時に靴をきれいに並べてくれています。
公演当日、冷たい雨から一日が始まりました。
学校に到着するとなにやらずっしりと重い箱が。
たくさんのおかしと飲み物を先生が差し入れてくださいました。ありがとうございます。
箱をごそごそしながら「あ、私の好きなもの!」
という声が聞こえてきたので、各自の好きなものを両手に持ってみました。
開演前に衣装の着こなしを確認する人たち。
自分より大きなウサギに立ち向かっていくリス
準備万端!
客席は冒頭のカラスの登場から早速、喜びの声が聞こえてきました。
目の前に日本海、背に立山を感じている子達には四季の在り方はよく知っているでしょう。娘と森の関係や、女王が森から得たことに、何か感じていたらいいなと、富山出身者は思うのです。
小学校公演ならではのお約束、給食をいただきました。
合掌して「いただきます」
富山の次は高知でホール版の公演なので、昼食後に体育館で稽古させてもらいました。
ありがとうございます。
この頃には雨も上がり日も出ていて、少しあったかいような気もしていたのですが、空が暗くなったころ、とうとう雪が空から落ちてきました。
日本海側の"The冬"を、経験した森組でした。
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