おんがくかい組 in 大阪府池田市『緑丘小学校』(11月15日):土居 麦

大阪北部の池田に来たら、まずこの方を紹介しないわけにはいけません。今日の公演先・緑丘小で待ってくださっていたのは高橋仁さん!
オペラ塾や各所ワークショップに参加してくださっている、通称「ひとっちゃん」です。
毎年のように、地域コミュニティの活動として、ここ緑丘小での公演を企画し、子どもたちと私たちとを結びつけてくれています。

秋の爽やかな青空のもと、コロナで延期延期となってしまい、3年経ってようやく実現した「おんがくかい」!
学校で私たちを待ってくれていたのは、子どもたちや先生ばかりでなく、よっつのオペラで共演してきたこのピアノと…

なんと3年前に『森は生きている』を上演した時の忘れもの…大きなカゴ、いやいや洗濯カゴ…でした… 

綺麗に包んで保管してくださっていたカゴを目の当たりにし、忘れものをしていたことすら忘れていた気恥ずかしさと一緒に、3年という月日がそのラッピングの中にとどまっているかのような、この封を開けるとモクモクと煙が出て、コロナのない世界に戻れるのでは、と錯覚してしまう感慨深さが湧いてきました。
周りを囲んでいるメンバーの頭のなかでは、忘れものの犯人探しが始まっているようですが…

いつ来ても伸びやかに音楽を聴いている印象の緑丘小の子どもたちは、久しぶりに会っても変わらず、

そして今日は、地元の豊中池田おやこ劇場の皆さんも下見にいらしてくださいました。

ひとっちゃんやおやこ劇場の皆さんなど、地元で育つ子どもたちのことを想い、生活のなかに舞台の楽しみを織り込む活動をされている方々のいる池田って、やっぱりステキだなあと、忘れものをしないよう体育館を見回りながら、思ったのでした…

また来ますね!


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