オペラ塾2022年度修了公演 オペラ『おぐりとてるて-説経節「小栗判官照手姫」より-』 (3月25、26日):松田祐慈郎

3月25日(土)26日(日) オペラ塾2022修了公演


今年度のオペラ塾では、オペラ『おぐりとてるて-説経節「小栗判官照手姫」より-』に取り組みました。演出は岡原真弓さん。こんにゃく座1年目の中村、松田は新人研修としてこの公演に参加しました。公演や稽古などの様子をお伝えします。


半年ほど前に楽譜と音源、そしてキャスティングが発表され、厳しくも愛の溢れる稽古の日々でございました。2月に入ってからは、土日土日に10時から21時の稽古が続きました。塾生の皆さんは、お仕事をされながらの稽古への参加。頭の下がる思いです。座の本公演があったため1月中は塾の稽古は無し。ところがその間にも他に稽古場を借り、ピアニストにお願いをして自主稽古に取り組むという熱の入れようです。


3月に入ってからは、舞台の準備も着々と進みました。楽士の皆さんも稽古に参加。お世話になりました。

サクソフォンの野原さん

打楽器の高良さん

ピアノの入川さんは、稽古開始の時からお付き合いして頂いています。

照明や舞台を仕込みました。塾生の喜んでくれる顔を想像しながらの作業です。


衣装を着け、ライトを浴び、楽士さんの音楽が入ると稽古に一段と熱が入ります。

ゲネプロ前のミーティング。緊張感の中にもほっとするひととき。ゲネプロには多くの座員が見学に。貴重な意見を聞く事が出来ました。

楽士の面々にガッツを注入する演出助手。

いよいよ初日。そして翌日は千秋楽。みんなで元気に出発。開場していたので、小さな声で、でも意気高らかに「えいさら えい!」



一人一人の思いや願いを引いて、公演は無事終了。

雨の中、二日とも満員のお客様に観劇して頂けました。たくさんの拍手と励ましのお言葉をありがとうございます。

公演終了後は、講師陣、楽士の皆さんと合評会。塾生のチームワークの良さが目立った事、一人一人の個性が光る舞台だった事、それぞれの成長が見られた事などが語られました。塾生からは、「このまま旅公演に出たい(笑)」という声もありました。

作曲・音楽監督の萩さん、演出の岡原さん、演出助手の高岡さん、舞台監督、衣装、照明、歌唱指導の講師陣、制作の皆様。お世話になりました。ありがとうございます。

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おまけの1枚。トップを歩く入川さんが着ているのは、塾Tシャツ2022年版(塾生のまさみちゃんのデザインです)です。ちなみに何故この3人がこのように歩いているかというと、前説をするため。どんな前説だったのか見てみたかった・・・。



舞台写真:島田大翼

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