今回やってまいりましたのは岐阜県岐阜市!
オペラ『ルドルフとイッパイアッテナ』に出演した泉としては、もう地元に帰ってきたー!ような気分になります(ルドルフは岐阜育ち)。
会場は岐阜市民会館。少し早く到着して辺りをお散歩しましたらば…なんと岐阜城のすぐ近く!
ルドルフを演じた身としてはうずうずが止まりません。
岐阜城とパシャリ
だがこの髪型では、猫ポーズしても全然猫に見えない!ふぐぅ!
先日の本公演、オペラ『神々の国の首都』の横木役のために坊主になりましたが、この秋にはふさふさした黒髪の黒猫になってる…はず…です…みなさま泉の髪が健やかに伸びますことをお祈りください…
この劇場では29、30日と2日間、岐阜労演の皆さまに観ていただきました。
さてさて、早速搬入開始です!
2021年にはオペラ『遠野物語』でもお邪魔しているこの劇場。
搬入口には階段、そして特設スロープが!
各地の劇場に足を運びますが、なかなか珍しいタイプの搬入口です。いや、僕がまだまだ経験不足なのか?ともかく足元に気をつけながら仕込み開始。
搬入・搬出時には労演の方々にたくさんお手伝いをしていただき、スムーズに仕込みバラシが出来ました。本当にありがとうございました!
舞台、照明、そして音響を仕込んでいきます。
オペラ『さよなら、ドン・キホーテ!』の本公演で僕、泉は演出部を金村慎太郎さんと小田藍乃さんの先輩お二人と共に勤めておりましたが、こうして旅公演に同行するのは初めてだったりします。今回仕込みバラシをやってみると、舞台装置も旅用に新調され、仕込み・バラシが効率よく回るようにいろいろな工夫がされていることを実感しました…今までのドンキ組メンバーの苦労と努力の賜物です。そして更に改善できるところを見つけて、より良いものを目指してゆく。こんにゃく座ならではの、歌役者自ら携わる仕込みバラシの試行錯誤が、お稽古でオペラをより良いものに練り上げていく時にも活かされているなあ…と、改めて感じたのでした。
ストレッチで体をよく伸ばして、
よーくよく伸ばして、
メインの舞台装置である扉の合わせを調節して、
引きで見て確認して。
本番に向けて体も舞台も整えていきます。
まるでバーカウンターのようなお茶場では、制作の忠地さんと制作マネージャーの齊藤さんが打ち合わせ中。旅公演を円滑に進める、縁の下の力持ちです。
一方、こちらは舞台の方の縁の下の力持ち。
今回の旅の舞台監督、松本さんと舞台監督助手を務める我らが小田藍乃さん。
加えて、この作品になくてはならない音響を担当する、吉田くん。いつも袖の暗がりに紛れて、音響操作に命をかけています…!(写真撮り忘れちゃった!ごめん!!)
そして今回村人を一緒にやります、ひろかさん!
おばあちゃんと孫という設定で、このドンキの世界を支えつつ、生きて参ります!
そして本番。
冒頭の前説からすでに笑いが次々起こり、劇中も楽しんで観劇してくださっているのが分かりました。
しかし!楽しみだけではないのがこのオペラの醍醐味。胸が引き裂かれるようなシーンでは会場がしいん…と静まり返り、お客様の張り詰めた空気がビシビシ伝わりました。お客様と創り上げる舞台。その言葉がぴったりの公演になりました。
舞台袖ではみんなも真剣にオペラを見つめております。
本当にありがとうございました!!
我らがドンキ組の旅は、まだまだ始まったばかり。元気に駆け抜けて参りたいと思います!
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