ネズミ組 in 宮城県東松島市『東松島市コミュニティセンター』(10月30日):熊谷みさと

昨日の寒さが残るピリッとした朝、しかし霧に包まれた昨夜とは打って変わって、本日は快晴です!



ホテルの階段に秋の使者が…
写真で上手に色を表現できませんでしたが、美しく真っ赤なトンボでした。
季節を感じますね!


さて、東松島市コミュニティセンターでの公演というわけですが、そうなんです、ここはコミュニティセンター。
舞台はいつもよりコンパクトで、控え室や客席もなんだか普通のホールとは少し勝手が違います。

道具を置く場所もいろいろと工夫が必要です。
ピアノのための倉庫は、ピアノを舞台に出している間は貴重な空きスペースとなります。


所狭しと小道具をセッティングしてありますね


舞台の裏通りも、スマートにすれ違わねばなりません。

もしかして、おれたち、離合してる!?

ところで「離合(りごう)」という言葉、ご存知ですか?
私は1、2年前に初めて知ったような気がします。
主に九州地方で使われる方言で、狭い道路で対向車とすれ違うときに用いられるそうです。

上のお写真の2人とも九州の出身ですが、熊本県の島田さんは当然のように「離合」を使い、福岡県の北野さんは「わかるけど使ったことない」そうです。方言の分布、とても興味深いです。
そして、私にとってはそれまでは「狭い道路で対向車とすれ違う」と言うしかなかった状況を、たった2文字で表してしまう「離合」、とっても便利です。「あとぜき」を知ったときも感動しましたが、まだまだ知らない言葉が山ほどあって、方言の世界、楽しいです。新知見のわくわくです。



こちらは楽屋の前、東松島市との姉妹都市・北海道更別村の特集コーナーに描いてあった東松島市のイートと更別村のどんちゃん。


姉妹としての顔似度を張り合おうと写真を撮ってみましたが、いつもより似ていない顔になってしまって悔しいです。



さて、本日は東松島高校のみなさんに観ていただきました。
客席が静かだったので初めは少しドキドキしましたが、ところどころ笑い声も聞こえたりして、とてもしっかりと見てくださっていることが、だんだんわかりました。

終わりのご挨拶では、教頭先生が、おっ母やおっ父、ニッケルへの熱い感想を届けてくださり、とても嬉しい気持ちになりました。
校長先生も終演後に楽屋までいらして、「すごく面白くて、生徒たちも真剣に観ていました」と伝えてくださいました。
温かい先生方のお話にほっこりと励まされ、またいろいろな演目をみなさんに観ていただきたい、と夢が広がります。

東松島高校のみなさま、本当にありがとうございました!



ホテルへの帰り道、美しい夕暮れ時に世界を抱き抱えるゆず

世界はいつだってあたたかくてやさしいです。




おまけ


近くにサイゼリヤがあったので、10月を乗り切ったプチお疲れ会
サイゼリヤは懐に優しく空腹に応える素晴らしいところです…!!

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