タング組 in 神奈川県大和市『下福田小学校』(11月25,26日):石窪 朋

通勤ラッシュってすごいなぁと思いながら小田急線をずっと乗って、駅から歩いてびっくりするくらいの坂を下ると今回の会場、下福田小学校があります。
25日の夕方から舞台を仕込み、26日に2回公演を行いました♪

今回は、体育館を斜めに使って舞台を作るという、斬新かつ初めての試み。
こんにゃく座は、絶対…ほとんど旅公演でピアノを使います。
ホールでピアノを使うときは、「ここにお願いします」とお願いしたら、ピアノ専用の大きな台車でコロコロコロ〜っと持ってきてもらえます。
ところが体育館ではそうはいきません。
お家でもそうですが、ピアノなんて動かすものではありません。1回「ここ!」と決めたら動かさない家具みたいなものです。
それを動かして使わせてもらうのです。が、体育館の舞台の上にある時があります。
そんなときは、先生方に協力していただいておろしてから、こんにゃく座お手製のピアノ台車に乗せて定位置に運びます。が、おろせない時だってあります。
そんなときは発想の転換!
ピアノを定位置に持って来られないのならば、作る舞台をピアノに近づけよう作戦!
いつも試行錯誤です。
この前はいつも体育館の中央に作っている舞台をそんままズズズっと並行にピアノ(体育館の舞台側)に近づけて仕込みました。簡単なことのようでとても大変。舞台も照明も、楽屋だって作り方が変わってしまいます。
前もってシュミレーションしたほどです。
そして今回は、体育館を斜めに使って舞台を作る試みです。
舞台部も照明部も衣裳部も頭パッカーンと使いまくり!素敵な舞台と素敵な舞台裏ができ上がりました。

そして、今日からピアニストは湯田亜希さん♪
旅中に変わったところや、タイミングが難しいところ、音楽で転換するところの確認などなどをザザザッと稽古し、そしてすぐ本番です。

いやはや…楽しい客席でしたぁ♪
例えば、ソング『空気のうた』で “…吸ってよ す〜”という歌詞があるのですが、低学年のときは「す〜!」「す〜!」「す〜!」聞こえてきます。可愛くて仕方ありません。高学年ときは音が聞こえてこなかったのですが、後ろの列だから6年生ですね、6年生の大勢が大きな深呼吸をしながら胸を膨らませながら見てくれているのを垣間見てしまいました。可愛くて仕方ありません。
オペラ『タング』もそれはそれは楽しい客席で、かわいいお客さんの合いの手に何度も吹き出しました。
終わった後も、担当の先生やそれ以外の先生も、わざわざ体育館に感想を言いにきてくださいました。
よかった〜と思うし、ほくほく力がみなぎります!
本当にありがとうございました♪

明日は熊谷。
暑くて有名な熊谷。だから今時季は逆にすごく寒いのかな。始発電車だし、あったかくしていくぞ〜!


《小ちゃな写真館》

朝下ってきたびっくりするくらいの坂は…

当たり前だけど帰りは上り!それにもう真っ暗!


ピアニストの湯田亜希さん♪ お茶目♪
今日から今年いっぱいどうぞよろしくお願いします。


今回のピアニストさんからの景色。
湯田さん初日からイレギュラーな舞台に対応してくれてありがとうございました!

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