ネズミ組 in 愛知県蒲郡市『蒲郡東高校』(11月5日):西田玲子

愛知県立蒲郡東高等学校にやって来ました。



昨日は冷たい風がびゅうびゅう吹いて飛ばされそうでしたが、今日はちょっと温かい良い天気。

あれが我々の今日の劇場だ!



そうです、今ツアー初の体育館公演。
体育館の仕込みはホールとは違い、ステージを作るところから。
体育館のステージだけでは演技エリアの奥行きが足りないため、前にステージを張り出します。
蒲郡東高校の体育館のステージはちょっと高め。下に木の箱を置き、その上にジャッキベース、小さいイントレ(こんにゃく座ではそう呼んでいる)にレールをはめて平台を乗っける。



黒の幕をはって隠してある下はこんな風になっているの。
強度を高めるため、さらに木の柄(つか)をいれ、ビスで固定します。写真をよーく見ると下に黒い服の人が2人入っているのが見えるかな?

あれ?みんな一生懸命働いてるのに島田くんがロープ投げて遊んでいるよ。



と思ったら、幕を吊るために細引と呼ばれるロープを梁に掛けようとしているのですって。
面白いからしばらく見てたけど、何度やっても惜しいところで掛からない。
私も仕事があるのでしばらく舞台裏に行って戻ってきたら見事に掛かっているではないですか!
島田くんに「すごいね!」と言うと「いっくんに頼んだからね。」



反対側を見ると、ちょうどいっくんが小割という木の棒を二つ繋げて背の高さを存分に活かして掛けているところ。

「ロープ投げではダメだったか」と言うと、ちょっと不貞腐れたように「あんなのは時間の無駄だよ」と島田くん。
ふふ、おかしいね。


そうして出来たステージで、ホールとは違う体育館の動きを確認して本番。

公演が終われば即、撤収!

バラシは生徒さんも手伝ってくれたおかげで、ものすごい量の荷物もどんどんトラックの中へ運ばれていきました。

1日だけのオペラハウス終了。

ネズミ組は川崎へ帰ります。



今日の楽屋は「作法室」
普段はお茶やお花をするお部屋のよう。
畳のお部屋でリラックス☆





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