沢井栄次出演!「美しい5月に寄せて」コンサートツアー前編(5月10~12日):沢井栄次

わたくし沢井と元座員の山本さん、そしていつも旅公演でお世話になっている井口さんの3人で少しずつ準備を進めてきたシューマンの歌曲を中心としたコンサートを全国5か所で行いました。

9日朝から荷積みで出発です。朝早くからこんにゃく座の倉庫は車でいっぱい。
ルドルフ組は4トントラックから2トントラックへ荷物の載せ替えのようです。お互いのケガなく事故なく声を掛け合って出発です。

初日は大阪府枚方市の枚方市総合芸術センターです。枚方市駅にはコンサートのポスターが!嬉しい!
続々とお客様が入ってきます。今日は満席。ありがたいです。
京都労演の亀尾さんはビデオ撮影にきただけなのですが、「こっちに空席あるよー」とお客様係をやってくださいました。
さあ、キンチョーするけど初日がんばってまいりましょう!
前半のプログラムは5月ということで春にちなんだオムニバス、そしてドイツ歌曲に触れる時間として数曲ドイツ歌曲を原語で歌いました。
後半のプログラムは歌い手それぞれの訳詞によるシューマンの歌曲集の時間。
「詩人の恋」と「女の愛と生涯」を時系列的に入れ子になっているのです。
そうすることによってなんとなくロベルト・シューマンとその妻クララ・シューマンの生い立ちをも感じられるようにしました。
終演後、お客様から「初めて聴く歌ばかりだったけどすごく集中していい時間でした」とのお声を頂き楽しんでもらえたようで一同ホッとしました。
枚方公演で大変お世話になった井口さんご両親と記念写真。


翌11日は京都公演です。京都は京都労演の皆様にご協力いただきました。ありがとうございました。場所は日本聖公会京都聖マリア教会です。
やわらかい響きで雰囲気もバッチリ。気持ちよく歌わせてもらいました。またここでやりたいな。
お世話になった京都労演の皆様と記念撮影。

翌12日は岐阜県可児市の可児市文化創造センターalaでの公演でした。
前日、岐阜で所要があったため「お客で行くよ」と言っていた舞台照明界の巨匠N氏は我々より早い朝9時前に既にホールに到着。
今日の会場は天井が高い美術ギャラリーだったので照明は蛍光灯でやるしかないなーと思っていたのですが、照明の巨匠は「なんかできないかなぁ」と言いながら絵画を照らすダウンライトだけを使っておもむろに照明をシュートしていきます。
わお!いい雰囲気になりました!
お客様もじっと集中して聴いてくださいました。
照明の巨匠と記念撮影。ありがとうございました~!
その日の夜は3日連続公演を無事終えて、山本さんのお姉さん宅で親戚の皆さんと一緒に山本さんバースデーパーティーで盛り上がりました。いったん東京に帰ります!


舞台写真:姫田蘭

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