『3.11 祈りのコンサート』(3月11日):小田藍乃

3月11日、しおみえりこさんの声かけにて、『できることをできるだけプロジェクト』による『3.11祈りのコンサート』に参加してきました。
メンバーは岡原さん、佐藤さん、うるおさん、朋さん、ちゃみさん、路都さん、冬木くん、泉くん、あいので立川の新しい商業施設、グリーンスプリングスにて演奏してきました。



















グリーンスプリングスは2020年4月にオープンしたばかりの新しい場所で、名前の通り緑あふれる中庭がありました。


















この中庭の芝生に、被災した着物から作った作品を並べました。
これは津波で被災した着物の端切れを使い、様々な人が50センチの正方形でパッチワークの作品としたものです。
3歳〜90歳以上、日本各地だけでなく海外からも集まって来ています。1つ1つに作った方の想いが込められています。
一面に飾られた2600枚のパッチワークから、10年と言う月日を感じます。



















献花にはスイートピー。
献花台もすてきな作品の一部になっております。


衣装は以前島田さんが作成した『兵士の物語』の衣装。それと今回新しく作った物を合わせて、9人青い衣装です。














被災した着物を洗ってブルーに染め直し、新たに作った物です。
私はこの衣装の実物を見るのが初めてで、袖を通せるのすごく嬉しかったです!!エキゾチック・ブルー、本当に美しい!

ちなみに、 もともとは真っ白衣装の予定だったので、リハーサルの時は真っ白です。
真っ白も素敵でしたので載せます。 













ステージはほとんど野外みたいな場所だったので、リハーサルの時にもすでにたくさんのお客さんが!?
リハーサルから全力でやりました★


14:46に黙祷、そして15時からコンサートの始まりです。コンサートは芝生もよく見える「アトリウム」にて。

















吹き抜けでよく響き、青空も見えて、歌ってる側からもすてきな眺めです。


コンサート出演者には、オーケストラ版「森は生きている」でもお馴染みのクラリネットの橋爪さんやファゴットの前田さんの演奏、さらにチェロや琴、トランペットなど、盛りだくさん!

私たちは「岩手軽便鉄道」から始まり、岡原さんのアコーディオンで、合計9曲歌いました♪♪ 

コンサートの最後には、谷川俊太郎作詞、林光作曲の「わたしがたねを」を歌いました。
この曲は立川市幸小学校の校歌でもあり、お客さんの中には幸小出身の人もいて、一緒に歌ってくれたり、終演後には声をかけてくれる人もいました。




















コンサート出演者で。



当日はお天気にも恵まれ、青空と緑に鮮やかなパッチワークがよく映える、本当に素敵な場所となりました。 
















★おまけ★

リハーサルと本番の間のお昼ごはん。

















とってもおいしいハンバーガーをいただきました★





写真:前田さん、ちゃみさん、あいの、みなさま

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